さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

天上山登山の一日が始まった

2023年12月07日 | 関東甲信越


神津港。これからあそこに見えている島中心部の山、天上山に登ります。


バスに乗って右下の黒島登山口まで行き、そこから登山スタート。まずは黒島山頂を
目指します。これが1時間余り続く厳しい登り坂。そこまで行ってしまえば、あとは
台地のようになっているので、それほど登りは続かない。「裏砂漠」を通って東側の
景色を見たら、ぐるりと「天空の丘」を回って天上山の最高地点に行き、そして
白島下山口から降りてくる予定です。つまり1日かけて全部見て回るのだ。


島のバス(ワゴン車か)がやってきました。昨日行った飛行場を通過し、一昨日行った
多幸湾を通って、そして黒島登山口まで行きます。

これで4日連続で乗っているので、同じ運転手さんと段々話すようになってきた。
乗客は俺ひとりなので、東京から来たと言うと初老の運転手さんは約50年前、東京の
高校に入ったときの下宿生活の話、当時の街の様子などを懐かしそうに語った。
こういう離島はもちろん、地方の人の多くは若い頃に一度東京に出て暮らす人が多い。
そして地元に戻るとその経験を懐かしがって話すのである。


登山口入り口でバスを降りました。港の村落はだいぶ下。190mほど楽してきました。
天上山の山頂は572m。まあ400mほどの登山となるわけです。山登りが趣味の人は
低い初心者向けと思うでしょうが、こちら都会に住む酒飲みですぜ。あの港から
ここまで登ったら大変でしょう。ここから山頂まではその倍ですからねー。


さあどうなるのか。途中でヘタレないか?


杖がありましたけれど、持って歩くのも邪魔になりそうだし、帰りは違う登山口だし
そのままスルー。しかし石の階段を見てムムム。。。


こりゃ楽なハイキングコースじゃねえな。。。


道が見えなくなってるけど!


書いてあった通り、急な上り坂がずっと続きます。ジグザグに登っていきますので、
ひとつふたつ折り返すごとに「フヒー!」と立ち止まる。最初の10分くらいが辛い。
しばらく登ると「1合目」とか「2合目」なんて標識があるもんだから心が折れそうw

定期連絡船が港に入ってくるのが見えました。


東京から来たのかな。


しばらく登って坂を折り返してみると船がぐるっと波止場に着くところ。


また登って見てみると着岸したようだな。だんだん高くなってるでしょ?


アップにすると、昨日行った南にある灯台やジュリアの十字架が見えました。あの
山を登るのもヒーコラしたのに、あんなんずっと下だよ。


だんだん山の上が近づいてきました。ここはもう7~8合目です。