さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

天上山から下山する

2023年12月12日 | 関東甲信越


頂上を極めたし、下山します。14時までに港に着けば温泉行きのバスに乗れるが、
それはちと難しそう。


コレもう少し進んで行けばおっそろしい崖になっています。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


少し降りて振り返ってみても岩石が落っこちてきそうw


いちおうたどるべき道はあるが、ちとコワイぞwww


崖沿いに降りて行きます。港から見えるところだ。右は水の溜まるところ。


「不入が沢(はいらないがさわ)」と呼ばれるくぼ地で、雨が降ると水が溜まります。
噴火口跡のひとつで、この天上山一帯にはこういう水が溜まるくぼ地がいくつもあるの
です。それが伊豆七島の神々が水を求めて集まってきたという「水配り神話」が
生まれる元となったそうです。その溜まった水が地面に滲み込んで、下の湧水に
なるというわけだ。

ここで朝に乗ったバスの運転手さん以来初めて人の声を聞きました。白鳥登山口の
ほうから登ってきたんだ。そちらは6合目まで車で行けるので、半分以上楽して
登ってこられるのです。しかし登山を始めてから降りるまでずっとひとりで貸し切りの
贅沢な時間でした^^


帰りがまた600m近くの下りです。これがまたひざに厳しい。登りと違って一気に
休まず行っちゃうしなあ。とにかくこの階段がずっと続きました。


ずっと降りてきてようやくこういう道になりほっとする。


一日中薄曇りという登山には最高の天気でした。


こういう急な石段、上りもつらいけど下りも大変です。登りのときは腿の筋肉が痛く
なりますが、下りの場合は平らでなく不安定なところに足裏が着くからふくらはぎ
の筋肉を使うので、翌日はふくらはぎが両方ともパンパンになってました。


「ハチジョウアザミ」という伊豆諸島固有種の花だそうです。足の長~い虫が
とまってるなあ。すぐに折れちゃいそうだけどー。


おお、ついに下界に降りてきた。登山は終了だ。


村まで降りてきて振り返ると、あそこから降りてきたんだな。あの崖っぷちの稜線を
歩いたんだよ。