今日は 朝から女房をクルマで最寄駅まで送って行ったので
家に女房のカブがあります。
チェーンの具合を見たいと思ったので、カブが家にある間にチェックします
チェーンカバーを外すと
結構ダラダラのチェーンがお目見えしました。
まず、指で下に下げ
次に上に持ち上げると
上下に50mm近く動くような感じです
これではいけません
チェーンの調整は 矢印の2ヶ所のナットを緩めて行います
黄色の矢印が23mm、白い矢印が17mm(モデルによっては19mm)
2ヶ所のナットの後ろにある 10mmナットを閉め込むとチェーンが張ります
少しチェーンを張って
下に押したところ
上に持ち上げたところ こんなものかな
この間が20~30mm程度になるように調整して
チェーン全体にオイルを塗ったら 女房のカブのチェーン調整は完了
次は私の90
ブレーキシューが減ってきて
ワイヤーの先端ネジの 調整範囲いっぱいまでブレーキナットがきてます
これでは、もうブレーキの調整ができません
ということで調整しますが、
まずブレーキアームの固定ボルトを抜きます
現在のブレーキアームの取り付け位置は
矢印のところの凹みが一致しているので 標準位置です
これを
セレーション軸の山を1山ずらして ブレーキアームを前側に固定し直します
この状態で 元のようにブレーキワイヤーを取り付けると
ブレーキアームが少し前に出たことで
調整ネジが15mmほど引っ込み、これで調整範囲が出来ました
ブレーキアームの取り付け軸の上にある下向きの三角形
軸に取りつけてある鉄板の舌部分が この位置に来たらシューの使用限度です
私のカブだと まだまだありそうですが
実際のところ、使用限度に達する前にブレーキの戻りが悪くなるので
そうなったら、限度に達する前でも交換しないと危険です。
女房のカブ、明るいところでじっくり見る機会が少ないんですが
改めてみると かなりのボロです。
でも、見かけはボロでも ちゃんと整備してありますからね
女房の通勤用として もう少し、頑張ってもらいましょう。