この前、フロントブレーキのアームの位置を変えて
効きが良くなったカブ90のリトル仕様
効きが良くなったことで、ブレーキの戻りが悪いのが気になってきました
今日は夜勤明けのお休み
3時間ほど仮眠出来たので 早速始めます
フロントホイールを外すので少しジャッキアップして
ブレーキワイヤーとスピードメータケーブルを外します
ここから整備スタートです
ホイールを外してブレーキパネルの裏側
ここからブレーキシューとブレーキアームを外し
ブレーキカムシャフトにモリブデングリースを塗布して再組み立て
表側の溝にも
同じくモリブデングリースを塗って
水分の侵入防止用のフェルトリングで押さえます
これだけやってからブレーキアームを取り付け
内側の、ブレーキシューが当たるカムの面にも
モリブデングリースを塗って ブレーキシューを取り付け元の状態に戻します。
これでしっくり動くはずなんですが まだ動きが渋いようです
動きが渋い原因はブレーキワイヤーにありそうなので
ワイヤーインジェクターを使って潤滑油(CRC556)を注入しますが
上下のオイルシールが邪魔をして上手く入っていきません。
ということで
古典的な方法を試します
ビニール袋を利用して漏斗を作って
オイルシールを少しずらしてオイルが入るようにしたところで
漏斗部分にオイルを入れ、重力を利用してゆっくり浸透させます。
この状態でブレーキワイヤーが少し出し入れ出来るので
動かすと小さな気泡が出てきました
オイルがインナーワイヤー部分に少しずつですが入っているみたいです。
これで一晩置いてみて、明日夜勤の前に元通りに組み付けて
どうなるか、楽しみです。