
さて、画廊喫茶ル・パルクと川を挟んだところにある「千里山東遊園」に、銀杏の落葉が一面に散り敷いた光景を去年初めて見てから、僕は紅葉の季節を待つ気持ちを感じるようになりました。落ち葉の中のベンチに身を置いていた時間は、自分の全てが自然に染まっていく感覚で満たされていました。
もうすぐなのだと覗いてみると、ぎんなんが鈴なりに生っていて、もうかなり下に落ちていました。思わず拾おうとして先ず匂いを嗅いでみました。時期が早いのか匂いはそう強くありません。何個か持ち帰り水洗いをして写真に撮りました。地面が色付く頃にもう一度ご紹介する積もりです。