
最近、梅田のソニープラザのお洒落なカタログを手に取ると、ピンクリボンに協賛した商品が目に付きました。女性の身の回り用品や化粧品などに、ピンクリボンをモチーフにしたデザインを自然に上手く採り入れています。
元々はアメリカで娘さんを乳ガンで亡くされた家族が、そのような悲劇を繰り返さないように、と呼びかけた時のイメージシンボルとなったものです。商品による呼びかけも行われ、収益の一部が「ピンクリボン運動」に寄付されるなどの動きが盛んになります。アメリカではその後死亡率の低下が見られました。
先日紹介させて頂いたジャスコのイエローレシートの取り組みもそうですが、企業の社会貢献が問われている中で、単にイメージ向上だけではなく実際の収益にも繋がる形は、現在も多様な企業が参加しつつありますが、もっと積極的に発想されても良いものだと思います。