今年初めて蝉の鳴き声を意識したのは、僕自身は一昨日の朝だったのですが、その後知り合いなどに確認すると、もっと以前から鳴いていたという意見が多くありました。人の耳は音としては聞こえていても、意識しなければ聞こえていないのと同じことのようです。これから夏本番にかけて、毎朝ガラス窓を突き抜けてくる蝉の合唱で、僕も容赦なく目覚めることになりそうです。
夕方の散歩で舗道の脇を歩いていると、今年初めて蝉の亡骸を見掛けました。蝉の成虫の一生は一週間程と聞きますが、梅雨空の下でかなり早めに土から出てきたものでしょう。その頃はまだ余り羽化した仲間も少なく、生殖の為のパートナーも与えられた短い間に見つけられただろうかと気になります。
夏は生物や人間にとって蒸し暑くとても厳しいとは思いますが、生命機能も活性化され気持ちも前向きで開放的になれる季節です。年を重ねていってもいつまでも「夏」の想いで毎日を過ごすことができたらと思います。
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