続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

あやかりたい!

2012-05-19 06:54:07 | 日常
 よくお見かけするお婆さん・・・。あちらは知らないと思うけど、次男の同級生KO君の祖母。小学校一年生のときの授業参観には勤めているKO君の母親に代わって彼女が出席していたので、こちらは覚えがある。

 その彼女、よく歩く。背が丸くなっているにもかかわらず、リュックを背負い、城址から大矢部の道をせっせと歩いている姿に遭遇する。
 聞くところに因ると、毎日娘さんの家に通っているらしい。お孫さんも三十を過ぎている筈だから・・もう手もかからないし、最近は同居かも、と思ったりしていた。

 そう思いながら言葉を交わすことなく、ただこちらは彼女の健脚振りと元気に良さに感心するばかり。看護師であり、婦長を勤めたという彼女、髪を丸く結い上げ、化粧を欠かさない。遠目で見ても、それは分かるほど・・・。


 その彼女と昨夕は偶然バスの車内で隣り合わせに座ったので、初めて挨拶をし、
「わたしなんかは膝が痛いのなんのって大騒ぎですけど、奥さんはお元気ですね」というと、
「まぁ、わたしも職を辞して二十七年になりますから、年をとり、腰も痛いのです」と彼女。
「毎日、通われているのですか、それとも一緒に暮らして・・・」
「いえ、いえ、通っているんです。今日も大矢部へ行きますが、夜には家に帰ります」と、きっぱり。

 昨日だけでも二往復しているという。(どちらにお住まいですか)までは聞かないうちに降車したのでその距離は不明だけれど、少なくともバスに乗る必要のある距離間である、(ざっと計算しても60+27=87)御年八十七歳のパワーには驚いてしまった。

 あやかりたいと感じる人である。

三十年。

2012-05-19 06:37:41 | 日常
 衣笠城址バス停でバスを待っていたら降りてきたのは隣家のSAさん、大楠芦名から十字路行きのバス・・・ということは(市民病院?)
「どうしたの?」と聞くと、
「昨日から膝が痛くて歩けなくなってしまったから市民病院の整形に行ってきたの」という。

「ええっ、それって、つい最近わたしが言ったセリフじゃない、で、どうして急に?」
「膝(の内部)が、化膿しているって言うの」
「っていうことは、単に一過性ね。(そう思いたい・・・)
「とにかく痛くて、歩けないのよ」とこぼした。

 隣家のSAさんの苦労も一通りではない。(いつもよく頑張っているなぁ、と・・・)

 よほど痛かったに違いない。普段、家にいて犬を散歩させる格好のままの外出。
(何かしんみりしてしまった)

 隣合わせに転居してきてから早三十年・・・同じように年を重ねているので分からないけど、やっぱり三十年経ったということの結果なのかもしれない。

 お互い、身体には気をつけてゆっくり年を重ねていきましょう。(早く治りますように!)

『城』826。

2012-05-19 06:14:07 | カフカ覚書
どの課から来たものか、今ではもうおぼえてもいませんが、それによりますと、城のお役人独特の断定的な言いかたで、測量師をひとり召かかえるように、そして、村では測量師の仕事に必要なあらゆる図面や文書を用意しておかねばならぬ、と書いてあるのです。

 村/dort・・・来世では。
 仕事/Arbeiten→Alibi/現場不在、口実、正当化。

☆どの区分(門)かではなく、どこかの来世独特かつ決定的な言いかたで、教区では現場不在には必要な計画や手記を準備すべきであると書いて(命じて)あるのです。