続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

こだわり?

2012-05-31 06:25:08 | 日常
 無いようで有るのが《こだわり》

 こだわり、習慣、・・・強迫観念。
《安物主義》で通して来たわたし、高価な物には目もくれず、激安一筋、無料の安息。

 近所のKIさんに衣笠でばったり、
「もう年だから、どうでもいいんだけど、うっとおしいから髪をカットしに鎌倉へ行くの」という。美容院にこだわりを持つ人は多い。
「三十年以上鎌倉の○○の△△さんにカットしてもらっているでしょう。だから今さら・・・」と言い「まぁ、洗いぱっなしで済む髪形にしてもらっているの、こだわりはないわ」と笑った。
 近所にも、この衣笠にも美容院は幾つもある。それでも、時間を割いてでも(一日がかりでも)その美容院に杖を付いてでも、こだわりを持っていくなんて《すごいわぁ》

「・・・」
(わたしなんか安い所安い所へと流れているうち・・・自分で切るようになっちゃったわ)とは言えなかった。

 以前「飴を買い忘れたから」と頼まれたとき「高級感のあるものにしてね」と、念を押した彼女である。

 高級感をかもし出す事・・・その辺の美容院ではダメなのかしらね。(こだわらないわたし、陰で笑われてるかもしれない)

『風の又三郎』336。

2012-05-31 06:15:40 | 宮沢賢治
一郎は、木の上で手を額にあてて、もう一度よく見きはめてから、どぶんと逆まに淵へ飛びこみました。それから水を潜って、一ぺんにみんなへ追ひついたのです。

☆宇宙の鬼(死者の魂)は、照(光)の衆(人々)である。
 学び、楽しみ、努める、幻である。
 虐(惨い仕打ちをする)の怨(恨み)などは、否/こばむと推しはかられる。
 千(たくさん)溢れている終(死ぬこと)。

『城』838。

2012-05-31 05:59:51 | カフカ覚書
「この部屋は、暗すぎますわ」と、夫人は言った。「ろうそくをとってまいりましょう」そう言うと、書類のうえを踏みこえて、部屋から出ていった。

 部屋/zimmer→Thema/テーマ。
 ろうそく/kerze→kausal/原因、因果関係。

☆「このテーマは暗すぎる」と、夫人(自由)は言った。「原因を取りに行きましょう」そして、想像を超え、テーマに向かっていった。