続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

刻々と・・・。

2012-05-24 06:09:57 | 日常
 昨日購入したキャベツは、硬くて食べるというより戦っているという気分だった。ついこの前まで春キャベツの美味しさ軟らかさに満足していたイメージは霧消。

 刻々と日は過ぎている。

 このパソコンに向かう時にはストーブを点け、ひざ掛けを着用していたのに、今朝はひざ掛けが邪魔になって、脇に除けてしまった。春を実感したのも束の間、時は初夏に向かい、木々の緑は萌えている。

「黒く見える木の葉は常緑樹、黄緑色の葉は落葉樹です」馬堀教育植物園で見あげた木々の説明。下草の移ろい・・・時は待たない。

 確かに・・・眼鏡をかけて鏡に映る自分を見るとあきらかに老女である。自然の移ろいに思わず苦笑いしながらも、生命の炎はまだ燃え尽きていないことをしっかり自覚して、今日為すべきことを粛々と続行していくつもり。

 時の沈黙に応戦している。

『風の又三郎』329。

2012-05-24 06:03:04 | 宮沢賢治
みんなはわれ勝に岸からまっさかさまに水にとび込んで青白いらっこのやうな形をして底へ潜ってその石をとらうとしました。

☆衝(重要なところ)を含み、遂/なしとげている。
 個(ひとつひとつ)の星は吐く(言う)。
 経(常に変わらない)定めは、千(たくさん)の釈(許し)である。

『城』831。

2012-05-24 05:52:09 | カフカ覚書
 夫人は、すぐさま戸棚をあけた。Kと村長は、それをながめていた。戸棚のなかは、書類がいっぱいつまっていた。

 夫人/Frau→Frei/自由。
 すぐに/gleich・・・同じ、等しい。Glrichteit/平等。
 戸棚/Schrank→Schlag/打撃(ショック)
 書類/Papieren・・・想像上の。

☆自由の解放、平等の衝撃、Kと(死への)入門はそれを見つめていた。想像上の打撃(ショック)はいっぱいつまっていた。