続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

何を今さら・・・。

2012-05-22 06:18:53 | 日常
 多くの地域で金冠日蝕を確認、観察されたのに、わたしの居住地では厚く覆った雲が邪魔をして残念な結果になってしまった。

 待望の7時半前後はまるで曇っていたのにその後、薄日が差し、青空が・・・(でも、遅いわ)

「何を今さら・・・晴れたって」という不甲斐ない気持ち。


 はたと思い出したことがある!それはわたしが三十才も大分過ぎたころ母に
「勉強してみようかと思っている」とぽっつり告げたとき、母はわたしを嘲笑し、
「何を今さら・・・」と言ったことを。


 それはそうだ、少しは期待していたかもしれない娘は、勉強とは無縁の成長。すでに二人の子持ち、働きながら親の介護に明け暮れている三十過ぎの疲れたおばさんの戯言。
(お前、忙しすぎて頭がおかしくなったんじゃないの・・・可哀想に)

(第一勉強するなら、それなりの適期というものがあるだろう。将来もない勉強なんて)


 母が哂ったのも無理はない。結局それきりになった勉強への意欲。

 でも、わたしは母として言いたい。息子たちよ、勉強に遅すぎるという事ない。何時もいつまでも学ぶ姿勢を忘れないで!

『風の又三郎』327。

2012-05-22 06:11:14 | 宮沢賢治
「するする」こどもらがみんな叫びました。
 おれそれでぁあの木の上から落すがらな。と一郎は云ひながら崖の中ごろから出てゐるさいかちの木へするする昇って行きました。そして

☆経(常に変わらない)鬼(亡霊)の精(魂)絡/おさまりがつく宇宙の運(めぐりあわせ)。
 我意を注/書き記す。
 推しはかる鬼(死者の魂)の象(すがた)の講(話)である。

『城』829。

2012-05-22 05:57:20 | カフカ覚書
「そこの戸棚のなかをさがしてくれないかね。たぶん、訓令が見つかるはずだから」

 戸棚/Schrank→Schlag/打撃(ショック)。
 そこの/dort・・・来世で。
 なか(後ろ)nach→Nacht/死。
 訓令/Erlass→Erlosen/救済する、あがなう。

☆「あの世での死の打撃(ショック)を見てください。たぶん、救済が見つかるはずだから」