続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

地層見学会。

2012-05-27 07:27:37 | 三浦半島
 荒崎の海へ行くことが目的だったけど、地層の説明を聞いているメンバーの熱意に打たれ、何となく地層に関心があるような気分になってしまった。
 
 500万年前・・・想像がつかないくらい昔の地層隆起。三浦半島の成り立ち。横須賀の大部分は逗子層でできていて、わたしが子供のころ(こんこん石)と称していたものは逗子層の泥岩とのこと。

「ここ相模湾ではフィリッピン海プレートの影響を見る事ができます。ハワイを基準にして北米から年間4センチづつこちら(本州側)に向かっています。」
「・・・」(サッパリ意味が・・・)

「砂粒より小さいものを泥といい2ミリ以上のものを礫岩といいます。礫岩、砂岩、泥岩というわけです。泥岩も粒の粗いものはシルト岩、さらに小さいものを粘土といいます」と、基本のレクチャー。

「地震などで地層は上下します。つまり大きいものは下に沈み、小さく細かいものは上に出てくるわけです。他にも横ズレ断層などで変化して行きます。海底で地層内部が曲がり変化していくスランプ構造もあります。」
「この関東ローム層は比較的最近の8万年前に関東西側から飛んで来たものです」

「微化石である放散虫(0.1ミリくらい)の痕も見ることができます原生動物はアメーバー状ですから・・・」


 延々続くレクチャー。みんな関心を持って聞いている。(わたしもその振り)三崎層、三浦層、逗子層、初声層・・・それぞれの区分。
 地球の変化・・・。

 先生方が作ってくださった懇切丁寧なパンフレットを、集合場所に置き忘れてしまったわたし・・・皆が一生懸命説明と照らし合わせて確認しているのに手ぶら・・・本当に恥ずかしいわたしでした。


 天気も最高、海も波静か、干潮・・・楽しい一日をありがとうございました。

『風の又三郎』332。

2012-05-27 07:20:32 | 宮沢賢治
そのとき向ふの河原のねむの木のところを大人が四人、肌ぬぎになったり網をもったりしてこっちへ来るのでした。

☆考える光の源は、鬼(死者の魂)である。
 題(テーマ)は神になる死を忍ぶ鬼(死者の魂である)。
 (つまり)亡くなると、雷(神なり)になる。

『城』834。

2012-05-27 06:48:13 | カフカ覚書
夫人は、言われたとおりに下のほうの書類をとりだすために、両腕をひとかかえにして、戸棚からなにもかもほうりだしてしまった。

 夫人/Frau→Frei/自由。
 書類/Akten→achtung/尊敬、尊重、注意する。
 両腕/beiden Armen→weiden Armen/或人を見て面白がる、哀れな人。
 戸棚/Schrank→Schlag/打撃(ショック)

☆自由は、将来的に成しうる想像において、哀れな人のあらゆる打撃(ショック)を総括し、注意し、撃退するでしょう。