横須賀市文化祭の俳句大会に出席。
司会の先生は「あなたの作った俳句を10句思い出して書いてください」とおっしゃったけど、一句も思い浮かべることさえできなかったわたし。
「では次に他人の作った名句を書いてください」「・・・」
Ah・・・なるほど、わたしの俳句に対する熱意はここまで低かったのかと呆然。
言葉、風情、情感にまるで欠けていることを実感。
頭を冷やすいい機会になりました。
受付に赤きコスモス書道展 泉 ひろ子(市長賞)
雲を踏み風拾ひゆく花野かな 菅沼 博(生涯学習財団賞)
燈火親し綴ぢ糸ゆるむ開国史 鏡渕 和代(文化協会賞)
小鳥来る予約で埋まるレストラン 大木 典子(特選)
内藤 繁先生、ありがとうございました。身に染みるいい講義でした。
芳賀久雄先生をお見かけしました。先生の作られた冊子(浦賀・芦名)大切に読み返しています、お世話になりました。
あらゆる機能が劣化している。
外へ出ると(知っているような人)に出会う。本当にその人であるか否かが分からない。失礼なほど眺め尽し、近くに寄ってみると人違いなこともある。
視力(目)も低下しているが、歯の劣化も忍び寄っている。歯間ブラシを使用している隙間が広がったような気がするので歯医者に予約を入れたら、その予約日前に被せた銀歯が脱落。
音たてて、身体全体が劣化していく。
ため息・・・。せめて歩くだけは、自分の足で歩きたい!という希望も霞んでくる。
健康診断の結果は、肥満(太り気味)とコルステロールが高めという問題点を残し、あとはクリアー。
でも、下り坂を加速をつけて降りている状態。
「あなたの問題ですから、あなた自身がよく気をつけて下さい」「はい、はい」
メンテナンスが大事。成長じゃなくて修復、これからXデイまで…初めての経験を他人事のように楽しむゾ。
『各階に水とガス』
19世紀のフランスのアパートの取り付けられていたというエナメルの看板、各階に水道と燃料用のガス装置が設備されているという宣伝であり、最新を喧伝したものと思われる。
しかし、とデュシャンは考える。
水とガス・・・これらは太古の昔から備えられていた《地球の条件》ではないか。
水地球である、そして大気(ガス=気体)に包まれている。生命体にとって必須の条件である水とガス(気体=空気)を、ことさら『各階に水とガス』とエナメルの看板に仕立てたことに、感動を覚えたのではないか。
この星(地球)には『水とガス』が存在する。故にわたしたちは生きているし、また生きねばならない。
『各階に水とガス』
与えられた条件下を、わたしたちは生きている。
(写真は『DUCHAMP』ジャニス・ミンク/TASCHENより)
「あゝきっと行くよ。あゝ、あすこの野原はなんてきれいだらう。みんな集まっているねえ。あすこがほんたうの天上なんだ。あっあすこにゐるのぼくのお母さんだよ。」カンパネルラは俄かに窓の遠くに見えるきれいな野原を指して叫びました。
☆講(はなし)は夜に現れる衆(人たち)の伝である。
章(文章)の簿(ノート)が画くものは双(二つ)ある。
掩(おおって)兼ねている也。
現れる詞(言葉)は、教(神仏のおしえ)である。
どうかこれ以上わたしの任務を困難にしないようにしてください、と。ゼーマンは、このようなことを述べたのですが、それをなんとか言いおわったことをとてもうれしそうにしていました。その安心感から、いままでひどく遠慮ぶかかった態度をかなぐりすてて、壁にかかっていた辞令をさすと、それをはずしてくるようにと指で合図をしました。
☆更なる困難を防いでください、という使命を果たすと、ゼーマンは満足しているようでした。先祖の汚点を過度に注意することもなく、壁にかかっている証明書を示し、指でそれを知らせました。