魚がこんどはそこら中の黄金の光をまるつきりくちやくちやにしておまけに自分は鉄いろの変に底びかりして、又上流のほうへのぼりました。
☆語(言葉)の註(意味を書き記す)
往(死んだ人)の魂の講(話)である。
二つの文を徹(貫く)態(ありさま)は、幽(死者の世界)に流(広める)法(神仏の教え)である。
『稲妻』
稲妻…雲と地上の間の放電によって光と音を発する自然現象。
雷が落ちた瞬間、何も見えなくなるという体感を経験したことがある。恐怖のために見えないのか、烈しい電光が対象への視覚を消失させるのか・・・。
対象を正視できない現象である。
対象は現実にそこに在るのに、見えずに《無》と化してしまう。
強烈な光(電光)は、一時的に視覚を奪う。存在を非存在に転移させてしまう。
花瓶に飾られた花々は曖昧な輪郭だけを残し単色(ベタ)になっている、もちろん奥行き(立体)も遮蔽されてしまう。
わたし達は《光》によって対象を認識するが、強すぎる光によっては対象を霧消させてしまう。瞬間的な現象であるにせよ、《存在》は《非存在》へと移行する。
《有るが、無い》のであり、《無いが有る》のである。
(写真は国立新美術館『マグリット』展/図録より)
その時です。あの蒼白い美しい柱時計がガンガンガンガン六時を打ちました。
☆字は双(二つ)を吐く。
備(あらかじめ用意して)注(書き記す)。
字で啓(人の目を開いて理解させる)を録(書き記す)。
字は兌(取り替える)。
すてきな生活が、あなたを待っていますわ。片方の娘のことでは、たぶん従僕たちとすこしぐらいもめるkとがあるかもいれまsんが、もうひとりのほうなら、あの子をあなたにくれてやることをいやがるような人は、天にも地にもいやしないでしょう。
☆美しい生活があなたの未来にあります。おそらく先祖はあまり戦うことはなかったかもしれませんが、もう一方は当惑しても与えることを惜しむような人は天にも地にも誰もいなかったでしょう。