月初めの水曜は、歩こう会。今日は大楠山から国際村へ行き西海岸へ降りるコースだけれど、無事歩き通せるとは思えない。
すでにこのコースは経験済み、でも十年前と今では身体的に大いに差異がある。明らかに衰え、あちこち支障が出ている。
集合場所から逃げて返りたい気持、何日も前から落ち込んでいる。でも同行のメンバーは「楽しみだわーッ」なんて言っているので、(う~ん、わたしはダメだわ)と、苦しい胸の内を打ち明けるけど笑い飛ばされている。
どうしたらいいの・・・。
プレッシャーで押しつぶされそう。
足腰弱り、衰弱は明白・・・鍛えないでどうするの!って言われても、《もう私はダメなの》って叫びたい!!
ゆつくり落ちついて、ひれも尾も動かさずたゞ水にだけ流されながらお口を環のやうに円くしてやつて来ました。
☆襟(心の中)の図りごとを絡(つないでいる)。
備(あらかじめ用意し)導き推しはかる。
流(一か所に留まらない)講(話)は、喚(入れ替わる)掩(隠れた)記である。
『炎の帰還』の紳士は手にバラを持ち、片手は頬杖を付いている。
『禁じられた世界』の淑女は手にバラを持ち、片手は頬杖を付いている。
この二枚の作品は対をなしているのではないか。
着衣の男と裸の女。
炎(空気中)の男と水底の女。
まるで異相の界である。相容れない世界、亀裂、届かぬ思い。
男は舞い降りたというより、地中から這い上がってきた態である。炎=情熱をもっての帰還。街を俯瞰しているが、征服とも違う。
大いなる再び目覚めた愛、しかし・・・。
女は死して異世界へ没している。
不条理、時空はすでに相を違えており、愛の成就は永久に戻らない。
※憶測である・・・仕事で忙殺されていた父は、母の死(自殺)によって再びの愛に気づいたが、すでに母は禁じられた世界の眠る人になってしまったという息子(マグリット)が抱いた哀切の想いではないか。
(写真は国立新美術館『マグリット』展/図録より)
今度はおくれたのです。さっき仕事を終わって帰ったときは十分進んでゐました。
今度はコン・トと読んで、混、図。
仕事はシ・ジと読んで、詞、二。
終わってはシュウと読んで、修。
帰ったはキと読んで、記。
十分はトウ・ブンと読んで、套、文。
進んではシンと読んで、新。
☆混ぜた図りごとの詞(言葉)を二つに修(整える)記である。
套(被われた)文は新しい。
「かりにこの人がなにもかも論破し去ったとしても、それでなにが達成されたと言うのでしょうね。それがわたしになんの関係があるのでしょう。
☆死をふたたび論破したとしても、それがわたしに何の関係があるのでしょうか。