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米政府、中国政府に、北朝鮮核実験阻止するよう警告ー学校で教えてくれない経済学

2005-04-23 10:08:26 | 経済学
 4月22日付け、WSJ電子版は、米政府は、中国政府に対して、
北朝鮮の早期核実験実施を思いとどまらせる様警告したと
報じた。

 4月22日のNY株式市場は、北朝鮮が核実験を急いでいる
との情報を受けて取引開始早々から大幅に値下がりした。
 
 その後、米政府が中国政府に核実験早期実施阻止に向けて警告
との情報がはいり、取引終了間際に戻したが、前日比60ポイント
値下がりした。

 原油相場が、サウジアラビア油田地帯をアルカイーダが攻撃した
との情報を受けて、再び原油供給不安が生まれ、バレル55ドルを再び
突破したこともNYダウ値下がりをに助けたようだ。

 4月22日、NY為替市場では、米FRBグリーンスパン議長が、
米財政赤字懸念と中国人民元切り上げについて、米議会で
証言したことを受けて、特に対円で、1ドル=106.02円まで
値下がりした。

 人民元は対ドルで1ドル=8.23元で事実上固定されているが、
変動幅を拡大など自由化されれば、つれて円相場も高くなるとの
連想が働いたものとみられる。

 米国の経済データがインフレ懸念を強めれば、利上げが
加速されるとの思惑からドルが買い直される可能性もあるが、
利上げ加速化は、NY株安を刺激して、ドルの売り材料ともなり、
ドル相場の先行きは不透明な状態が続きそうだ。

 当面、北朝鮮の核実験の話題が株式市場、為替市場含め
世界の金融市場にも影響を与えるかもしれない。(了)

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