ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

夙川風景:川遊びする子供-スケッチ&コメント

2006-04-07 20:09:16 | スケッチ
夙川堤の桜がいまや見ごろだと聞いて阪神御影駅乗車
香枦園駅まで出かけた。

夙川の堤は中学時代、学校まで3年間通った懐かしい場所である。
あれから50数年経った今も、春になると見事な桜の花を楽しませて
くれる。

ただ、早や11年前となったあの淡路・阪神大震災で夙川堤沿いは
川をはさんで東西とも壊滅的打撃を受け、多くの犠牲者を出した
激震地のひとつであるからここに来るといつも胸が痛む。

ここ数日花冷えの日が続いていたがこの日は比較的暖かく
川で子供たちが楽しそうに水遊びしていた。

どこかの新聞社だろうか三脚のカメラを構えたなと思ってみていると
はしゃぐ子供たちをモデルに盛んにシャッターを切っている場面に
出くわした。

堤防に座って花見しながら話に興ずる二人連れ、はるか遠くには
橋も見えた。水に興じる子供たちをスケッチした。

ここへきて急に暖かくなってきたので一気に桜も満開、週末には
夙川堤も花見客で賑わうに違いない。(了)

江嵜企画代表・Ken




Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)

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経済談義

2006-04-07 09:14:32 | 経済学

「最近経済の話が面白くなった」と
言う読者からの声が届いたとメールで伝えたら
Kenさんから今朝「経済談義」として以下返事があった。

おだてられると豚でも木にのぼるというが
おだてられついでに蛇足を怖れず経済談義を続けます。

ある大手新聞の記者に先日会ったら最近の記者は勉強する
時間がないと話していました。
企業の発表物〈プレスリース〉でも一日に何十回とあるそうです。
とても回りきれないと話していました。

相変わらず夜は11時12時の帰宅で朝がまた早い。
これは政治家も役人も似たようなものだそうです。
要はじっくり勉強する時間がない。発表物を鵜呑みにする。
人任せにする。手薄になるからどうしても薄っぺらな通りいっぺんの記事に
なるから本当に怖いそうだ。

さらに輪をかけて睡眠不足だから集中力がなくなる。
人間神様でないからあれもこれも
追いかけようとすると肝心なことが目に
入らなくなる。それの悪循環ではないでしょうか。

ところで原油、為替、金利は経済の原点です。
あれこれテレビチヤンネンルをまわすのも
悪いとはいいません。
それなりの意味はあります。
しかしこれという柱はしっかりと
たてることが基本です。

原油のことを英語ではblackdollar
という別名があります。Yellowdollar
(gold)をもじったのかもしれません。

大昔は金本位制でした。
現在は事実上原油本位制です。
砂糖にアリが集まるように原油に
世界の資金が集まっています。

いま砂糖が値上がりしています。
これはエタノールがサトウキビから
取れるため砂糖の分け前が減っているからです。


原油相場が値上がりしなければ米国の
自動車業界もおそらく安泰だったでしょう。
彼らの思惑が原油67ドルでもろくも崩れました。

油田をほるといっても時間がかかります。
日本の原油の98%は中東から輸入しています。
中東で戦争が起れば一番困るのは日本です。

為替は通貨の物差しです。
強い通貨にお金が集まります。
磁石に吸い寄せられる砂鉄の姿によく似ています。

金利はお金の物差しです。
通貨の力が弱い国の金利はどうしても高くなります。
ニュージーランドやオーストラリアの金利が高いのは
通貨の価値が低いからです。
金利が高いからといってNZドルや豪州ドルを買う人がいます。

通貨が強くて金利が高い国はありません。
米国が金利を上げるのは通貨の値打ちが低いからです。

米国はいま短期金利を4.75%まで引き上げました。
あと一回0.25%上げれば5%です。
それでも長期金利が4.88%と短期金利と同じです。
なぜ長期金利が短期金利と同じかはアラブから大量の
お金がアメリカの債券に流れこんでいるからです。
中国が大量にアメリカの債券を買っているからです。

もしアラブが米国から資金を引き上げればドル暴落です。
中国が米国から資金を引き上げればドル暴落です。
日本も大量の米ドル債券を持っています。
日本は自己矛盾に陥っており売るに売れない状態です。

からだのゆがみと同じであまりにも異常な形で
米国の債券にお金が集まっているといずれ無理がたたり
切れてしまいます。

そのあたりをずばり警告したのがサマーズ元財務長官の
インドでの演説でした。
このニュースは日本ではまったくお目にかかりませんでした。
是非日本の新聞でも紹介して欲しい記事でした。

貧乏暇なしということばがあります。
相場の世界には休むも相場という格言があります。
一呼吸置いてみることを教えた名言だと思います。(了)


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金相場600ドル25年ぶり高値、原油68ドルー学校で教えてくれない経済学

2006-04-07 08:59:07 | 経済学
4月6日、NY先物市場で、金相場が25年来の高値となるオンス600ドルを越えた。金相場に引きずられる形で銀、銅、プラチナ、パラジウムなど他の鉱産物相場もつれ高した。

この日原油先物(WTI)は、夏場のガソリン不足懸念をはやし立て、バレル68ドルを
突破した。2005年8月30日につけたバレル70.85ドルをつけたあと一端60ドル割れ
まで急落していたが、ここ2ヶ月再び騰勢を強めてきた。

この日の金相場(6月先物)は、高値オンス601.90まであった。後下げて595.20ドルで
取引を終了した。心理的な壁とみられた600ドルを抜けたことで先高感が出てきたと強気を唱えるアナリストが増えてきたとWSJ紙電子版(4月6日)は報じている。銀相場は一時22年来の高値オンス12.08ドルをつけたあと12.007ドルで取引を終了した。

この日の金相場急騰と原油高値反発は、ライス米国務長官の核問題に絡んでのイラン制裁発言とイラク爆弾テロ続発で地政学的リスクが材料にされたためと見られている。

米国のインフレ懸念台頭、米国が抱えた巨額の貿易赤字からドルの先安感が生まれ、ドルの目減りを防ぐ「避難先」として金や原油へヘッジファンドが資金をシフトさせてきているとの見方もあるようだ。

原油相場が高値安定を続けている背景には、①イラン、イラク、ナイジエリアなど地政学的リスクに事欠かない,②原油在庫が増加しているが、ガソリン在庫が精製能力の限界から夏場のシーズン入りを控えて供給不足となる怖れが出てきた、③OPECなど産油国が増産を口にしながら結果実生産はここ一年全く増えていないことが指摘できる。

さらに、④産油国の国家プロジェクトとして石油収入がそれぞれの国の財政に完全に組み込まれていることから下手な増産でトラの子の財源を失いたくない、⑤ロシアに典型的に見られる現象として、石油で得た資金的余裕を政権基盤安定の後ろ盾に利用している、⑥中国、インドなどで顕著に見られるが、エネルギー源として石油に対する根強い需要が続いていることから世界の石油需給が当面大きく崩れる可能性が薄いことなども指摘できるだろう。

話は飛ぶ。日本では三菱UFJ銀行の賞与が10%アップと朝刊に出ていた。期末で生保も株の上昇が大きく寄与して大手だけでも含み益が15兆も出ているそうだ。

業績が大幅に改善したのであれば、預金者や保険利用者に返すのが先ではないかと思うが政治家もマスコミも我関せずの風潮が相変わらず続く日本という国の不思議である。(了)

江嵜企画代表・Ken


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神戸酒ばやしースケッチ&コメント

2006-04-07 08:24:09 | スケッチ

庭のしだれ桜見物を兼ねて久しぶりで清酒『福寿』が経営する
レストラン『酒ばやし』へ出かけた。

昼前に電話をいれたら、花見時だからか、「混雑しています。窓際の席でなければ
中央の相席ならご用意できます」という。窓際は庭が見えるのでお目当てのスポット
であるから、店員も心得ていて、あらかじめ念を押したのだろう。

出かけてはじめてわかったが、3月28日から4月9日まで、「花見会席」
特別メニューで@1,600円で弁当が用意された毛氈の席で食べられる
趣向になっていた。

お目当てと言えば、当然のことながらお酒も入る。店お薦めの
日本酒がほぼ月ごとに変わる。この日はテーブルの上に「薄にごり」と
出ていたので早速グラスで注文した。

説明書によると「にごり」の基は栄養価の高い酵母。薄っすらにごった
お酒からは酵母が作り出す香りが立ち上ると書いてあった。

いつものことながら女性客が多い。この店に限らず女性客に人気の店は
おいしくてお値段がリーズナブルと相場が決まっていている。

時間の経過と共に真ん中にしつらえられた畳10畳敷は優にある
テーブルの席にも定年退職組とおぼしきカップルや若者ペアが
2組、3組と入ってきて、いつのまにか満席となった。

客人を隔てる意味もあるのだろう、孟宗竹がテーブル横一杯に置かれ、
そこに季節の花が生けられている。この日は新芽がではじめたアジサイと
アンスリウム(anthurium)だった。

配膳の合間を狙ってスケッチした。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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