ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

北朝鮮ミサイル発射、米独立記念日へ嫌がらせ?-学校で教えてくれない経済学

2006-07-05 19:19:09 | 経済学
米国の首都ワシントンDCでIndependennce Day(独立記念日)を祝福して花火を上げていたその時をまるで見計らっていたかのように北朝鮮がミサイル6発を発射したとNHKテレビが今朝報道していた。あと、日本のテレビはミサイル一色である。

米国では独立記念日の7月4日から夏休み気分が一気に高まる。30数年前の現地駐在員時代の記憶を呼び起こせば、花火はワシントンモニュメントが建つワシントン広場で午後の8時前後から打ち上げられ、広場は数万ともいわれる花火見物の客で一杯になる。

米国は9月の第一月曜日のLabor Day(労働祭)明けから新学期が始まる。独立記念日からの丸2ヶ月にガソリン消費が増えるのもアメリカ人の多くが一斉に車を走らせ休暇を楽しむためである。ルンルンのそのアメリカ人の気持ちを逆なでするかのように北朝鮮は花火ならずミサイルを打ち上げた。アメリカに対する嫌がらせであることが見え見えだ。

日本の新聞はミサイル報道は夕刊まわしであろうが、幼児殺人犯に死刑ではなく無期懲役判決が出たこと、日銀のゼロ金利解除が目前に迫ったことなどを一面で伝えていた。

7月4日のWSJ紙は、独立記念日で株、債券とも取引がないこともあり、56名のエコノミストの2006年後半の景気見通し、米国経済の問題点をまとめて解説していたので以下概略紹介する。

エコノミストの多数意見では、インフレ更新と住宅需要の冷え込みとあい拮抗するふたつの綱引きが、米FRBのバーナンキ議長の一番の厄介な仕事になるだろうと見ているようだ。議長と市場との対話には十分な信頼関係がいまだ生まれていない。

NYダウの見通しでは11,000~12,000ドルが51%を占めたが、11,000ドル以下が1/3を占め見方が分かれている。企業業績は2006年は伸びるが2007年は後退するとの見方が多数派だった。ただ、資産配分では株式投資に50%据え置きが多数なのがアメリカ人らしい。

為替相場については、ドル安の見方が多数で、1ドル=107円、1ユーロ=1.29ドルを予測している。貿易赤字と利下げサイクルからドルは売られると予想した。原油相場は先週末時点でWTI先物相場でバレル73.93ドルと再び上昇の気配であるが、予測では2007年中ばにはバレル61ドルと多数が予測している。景気減速は原油消費にマイナスと見たようだ。

日本では日銀総裁ヤメロコールの大合唱が続いている。辞めさせた後どうするか。日本の金融政策はどうなるか。無機質な役人上がりが新総裁になれば個人的には心配だが、歓迎している向きも結構いるようだ。人任せにしているととんでもないことになりそうだ。(了)

江嵜企画代表・Ken


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猪熊佳子・来野あぢさ・松生歩展ースケッチ&コメント

2006-07-05 19:15:59 | スケッチ
猪熊佳子・・来野あぢさ・松生歩展が7月4日~9日まで
開かれている京都府立文化芸術会館へ出かけた。

猪熊佳子先生は入り口から順番に
「森に誘われる」、「光降る」、「青い森へ」、「楽園」の4点を
出しておられた。松生さんは7点、来野さんは5点合計
18点のこじんまりした展覧会だった。

猪熊先生といえば森の絵がすぐに頭に浮かぶ。今回も
森の絵がならんだ。中でも「楽園」が一番お気に入りだそうで、
二ユージーランドで取材されたとお聞きした。

猪熊先生の絵には動物や鳥が描かれている。
今回は「森に誘われて」と「光降る」が鳥、
「青い森へ」にはリスが描かれていた。

ところが今回お気に入りの「楽園」では
鳥も動物も見つからなかった。
猪熊先生の話では、絵を描きながら
鳥になったり動物になったり必ずしも
はじめから決まってなさそうな感じがする。

猪熊先生はいま花の絵を改めて訓練することを
自ら課してしておられるようだ。あるお茶の会との
ご縁で花の絵を描く機会が生まれたそうだ。
茶席には花の絵が似合う。

高島屋友の会日本画教室では先輩の森田りえ子先生の
あとという重責を引き継がれて3ヶ月経過した。
教室の生徒の中にも景色を勉強してみたいといわれる生徒さんも
増えてきている。

しかし、猪熊先生は花もしっかり生徒に教えられるように
なりたいと意欲的に花の絵にも取り組んでおられるようだ。
先日アトリエを見せていただいたがバラの花をデッサン
しておられた。

森田りえ子先生からもよくお聞きしたが時間があれば
あらゆる機会をとらまえてはスケッチしておられる。
猪熊先生もしょっちゅう森に出かけてスケッチして
おられるようだ。

円山応挙もピカソに限らず、絵の大家は例外なしに
スケッチの鬼だったようだ。

素人の分際で言える資格はないがスケッチをひたすら
続けることが大切さだということだけは間違って
いないと、時・場所いとわず楽しみながらスケッチしている。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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足立美術館枯山水庭-スケッチ&コメント

2006-07-05 19:12:44 | スケッチ
バスツアの中で足立美術館に当てられた2時間半を
活用して一渡り絵を見たあと、枯山水庭を美術館内の
Coffee shop 「翠」からスケッチをはじめたところ
どこから飛んできたのか二羽のとんびだろうか
画面を掠めた。

水を用いず山水の趣を表す技法を枯山水と呼ぶ。
立石は峻厳なる山を表すという。

館内の窓を通して庭を見ることが出来るように
設営されているがそれは「生の額絵」としても
人気があるようだ。

足立全康は「庭園もまた一幅の絵画である」といって、
全精魂をつぎ込んで1万3,000坪の日本庭園に仕上げた。
毎日休みなく7名の庭師が働気、そのほかに多くの
人による庭掃除を欠かさないそうだ。

足立美術館を絵を見るために訪ねる人は当然としても
四季折々の庭園を見るために当美術館を訪れる人も
そえを上回るかもしれないと思う次第である。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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足立美術館学芸員解説ースケッチ&コメント

2006-07-05 19:10:37 | スケッチ
昼事はホテル大ホールで神戸組48名に同じバス会社の大阪組が
合流しさながら大宴会場の雰囲気となった。

スープから始まりサラダ、メインディッシュ、デザート、最後に
飲み物と一応フルコースでまずまずの料理がでた。

食事をしながら足立美術館の庭園の解説について
20分ビデオを見た。一息いれたあと、美術館学芸員が
ユーモアたっぷり庭園のいわれ、足立美術館特別展
「日本画のたのしみーくらべてみよう」を
中心に解説した。

足立美術館は年4回春夏秋冬と定期的に特別展を企画している。
今回は同じ題材で二人の画家が描いた絵を比べながら、
いたち(大観と橋本関雪)、鶉(大観と入江波光)、春の雪
(上村松園と伊東深水)などをふたつの絵を並べて解説した。

ここの美術館は横山大観の絵が約150点あることとから「大観美術館」の
異名を持つが、20点ずつ回転させながら展示していると聞いた。

解説のあと美術館で実物を一点一点見て回った。

明治13年、大観29歳で描いた「無我」という題の絵と
久しぶりで対面した。童子の足元にスミレの花、バックにねこやなぎを
配した絵である。

竹内栖鳳、榊原紫峰、橋本関雪,川合玉堂、川端龍子,上村松園、
鏑木清方,菱田春草、小林古径、安田靫彦、速水御舟、前田青邨など
錚々たる日本画家の絵がふんだんに見られるから文字通り
息が抜けない。

当美術館の創設者、足立全康氏は明治32年(1899)、現在
美術館がある同じ場所で生まれた。14歳のときに木炭の運搬の
仕事を始めたがその時に商売の面白さを体得したようだ。

戦後繊維問屋、不動産業にも進出した。
特に不動産業では、新幹線路線とのからみで新大阪駅周辺の
土地に目をつけ巨万の富を築いた。あとは、着想と表現力に
ほれた大観の絵の収集に執念を燃やし次々と大観の絵を
手に入れていったようだ。

その一方で、なくなる直前まで庭石選びにも精力的に
全国をくまなくまわったという。いまや足立美術館は日本一の
名園の名をほしいままにしている。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



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足立美術館バスツアースケッチ&コメント

2006-07-05 19:07:53 | スケッチ
島根にある足立美術館には一度何かの機会があれば
是非行きたいと前々から思っていた。

たまたま美術館学芸員事前解説、昼食代込みで
往復@10,900円の日帰りツアーの広告が目にとまり
たまらず参加した。

バスは芦屋、住吉、三宮と最寄JR駅前で応募客を拾っていく。
48名と満席だった。足立美術館ツアーのせいかもしれないが、
バスの中のマナーはじめお互い初対面であることをまるで
感じさせない快適な旅立ちとなった。

最寄駅JR住吉を朝7時40分に乗り、三宮を経由して途中
トイレ休憩を二度取り昼食の会場となる大山ロイヤルホテルに
予定時間正午にぴたり着いた。

バスが動き出した直後、住吉から三宮までの間をねらって
スケッチした。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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