ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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ドル一時115円台、人民元気利上げ期待でー学校で教えてくれない経済学

2006-07-22 13:01:37 | 経済学
NY為替市場で一時、1ドル=115円台までドルが売られた。結局1ドル=116.20円前後までドルが買い戻された。ドルは対ユーロでも売られ1ユーロ=1.2696ドルで取引された。為替相場は専門家でも難しい。行きつ戻りつの相場は投資家の迷いの表れだろう。

先日米FRBバーナンキ議長が米議会で二日続けて証言したが、NYダウは議長証言の後、はしゃぎすぎて212ドル反発したが、早くも翌日59ドル下げたように、8月8日の次回FOMCの会合で利上げ打ち止めを打ち出すかどうかはっきりしていない。

日本円が対ドルで買われた背景の一つに、人民元切り上げの思惑があるようだ。丁度一年前の7月21日に、中国政府はドルとの交換レートを2.1%切り上げたが、その後、中国の貿易黒字は増え続けた。人民元が切り上がれば円も切り上がるとの予想もあった。しかし、それが、中国首脳の米国訪問のご祝儀であったことも改めて立証した。

中国の保有外貨は、6月末で9,410億ドルと1兆ドル目前まで膨張しているから当初予想された通り、少々の人民元切り上げでは米国の赤字減らし、中国の輸出抑制にほとんど何の効果も無いことも実証した。

中国政府、今年4~6月のGDP伸び率が前期の10.3%からさらに伸び11.3%と発表した。年初中国政府は2006年のGDP伸び率を8%と発表していたからここでも見通しが外れたことになる。

人民元切り上げを抑えるべく中国政府はドル買い介入を2005年以降繰り返し実施、その結果中国国内にだぶついたお金が資産バブルを生んだ。2006年前半で2,500億ドルを人民元切り上げ阻止に使ったとWSJ紙は紹介している。

人民元切り上げをめぐっては、2006年は米中間選挙の年でもあり、このままのペースで中国の対米黒字、米国の対中赤字が増え続ければ、米議会のタカ派を抑えきれないとの見方がある。一部の議員は貿易戦争前夜の雰囲気である。中国政府が人民元を切り上げなければ中国品に対して一律27%の輸入税を付加する法案を通すと脅している。

しかし、その一方で人民元安のお陰でアメリカ人は安い買い物ができ、米国政府が一番頭を痛めているインフレの退治に中国品は一番効果的な手助けをしている。バーナンキ議長の最大の悩みはインフレ(ドル安が進むこと)である。再々の利上げもインフレを食い止めるためのひとつの手段にすぎない。

たかが為替、されど為替。為替は世界経済の動きを垣間見させてくれる鏡である。(了)

江嵜企画代表・Ken


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三県合同鍼灸研修会(愛知県・岐阜県・三重県)・・・(4)

2006-07-22 06:52:45 | 旅行記
連載 (1)(2)(3)(4)(5)(6)



中国の学会に参加すると、必ず1日観光がついていて、主催する側は、観光する場所を選ぶのに苦労するという。

それは、中国の学会に参加する人は、単位が(dan1wei4・学校や病院や会社のことで、職場のこと)全て費用を払ってくれるので、観光目当てに学会に参加する人も少なくないからです。
すなわち、興味のある観光地を選らばないと、著名人が集ってくれない。

ちょっ笑ってしまいますが、そののんびりムードは羨ましい限りです。


研修会の予定には入ってなかったのですが、お世話をしてくれた長谷川先生は、観光に連れて行くことを考えていたらしく、「鵜飼の代わりに」と、犬山城(別名・白帝城)へ連れて行ってくれた。

~犬山城は、現存する最古のお城で、 山内一豊 ゆかりの城~

古城の犬山城、彦根城、姫路城、松本城の4城の中で最も古いお城だそうで、国宝に指定されています。

これが犬山城の入り口。




城へ上る途中には、稲荷神社も建立されている。




しかし、石段の坂でしたので、革靴だと滑って上りにくい。




坂の上から見ると、こんな感じで、降りる時には、足を踏ん張りながら降りなければ、滑って転んでしまいそうだった。




これがお城の門。




門をくぐると、お城が聳え立っていた。
感動した!




左手を見ると、茶店もあった。

えっ?関係ない?
あ、そう!
でも、茶店があると、親しみが湧きますよねぇ。^-^ゞ




これが、犬山城の近影で、迫力ありましたねー!




犬山城のことをもっと知りたい方は、こちらでど~ぞ~!
コメント (2)
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