ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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サミットのテーマは核、原油、北朝鮮はマイナーかー学校で教えてくれない経済学

2006-07-12 19:44:59 | 経済学
日本では北朝鮮問題でマスコミ入り乱れて騒いでいる。北朝鮮としてはちょっかいを出してみたところ、中国、欧米まで巻き込んだという点では、政治的には成果を挙げたと思っているだろう。スピッツみたいにほえているだけでは某国の影が益々薄くなりそうだ。

ロシアサミットを7月15~17日に控えて、関心は北朝鮮にはなさそうだ。原油問題の方にむしろスタンスを置いているような感じを正直受ける。日本は相変わらず北朝鮮だけ追い駆けているとここでも物笑いになるだろう。世界のマスコミのテーマは核問題と原油問題にテーマが絞られてきたようだ。ふたつ共に政治的軍事的にも重要な意味を持つからだ。

イラン核問題が、サミット開幕までメドがたたないことがはっきりしたとして、7月11日、NY原油先物相場は、地政学的リスクを材料にバレル55セント上げて74.1ドルで取引された。金相場もオンス17ドル上げ643ドルまで上げてきた。

タイミングを合わせたように、IEA(国際エネルギー機関)は、2006年の原油価格は年ベースでバレル69.13ドルとなると見通しを上方修正した。2年続きで予測が外れた。

少し古いニュースであるが、WSJ紙が、原油相場が新しい局面に入ったとBhushan Bahree記者とChip Cummins記者連名でまとめている。

まず1970年代までを第1期とし平均単価はバレル13ドル、第2期は上げ下げあったが2004年までの期間で平均価格はバレル36ドル、2005年から現在までで第3期とすれば、原油相場は倍近くまで値上がりした。現在75ドル前後で先高感は一向に衰えていないようだ。

第3期と第2期の基本的違いは、OPECが生産能力の限界を露呈して、価格の生殺与奪権を喪失した。価格コントロールの機能をなくしたためにインド、中国に代表される新たな地域での爆発的な需要拡大への対応が難しくなったことが第1点と指摘している。

第2に、石油消費国の需要拡大に加えて、サウジアラビア、イランその他産油国での自国消費が着実に増加してきていることが、世界の石油需給バランスを一層窮屈にさせていると指摘している。イランのガソリン消費は年率10%で伸びている。中東全体で原油の自国消費は2003年以降年平均13%増加した。これは中国並みの需要の伸びである。

第3に、油田地帯の権益で国有化の動きが急激に進んだ。欧米メジャーが自由にならない領域が90%近くなるという。2004年までは欧米列強が自由に石油価格を操作できた。それが出来なくなった。北朝鮮問題もイランも核開発がからんでいる。米国の思い通りに世界が動かなくなったことを天下に知らしめた好例だろう。混沌の時代が始まりそうだ。(了)

江嵜企画代表・Ken


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料理-3―上海(6)

2006-07-12 07:51:31 | 旅行記
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画像は全てマウスオンでどうぞ。


これは、舟と舟を漕ぐ船頭さんがイメージされていたのですが、船頭さんがかわいかったですねー。




これは確か「あわびとキノコ」だったと思います。




「うどん」ですが、うどんを滝に見立て盛り付けてあるのは愛嬌でした。




陰陽のマークを入れた「おかゆ」ですが、小さな茶碗にも陰陽のマークを入れながら分けてくれる。




日本でいう「わたあめ」



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