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原油相場小休止、ロシアサミット控え政治的駆け引き目立つー学校で教えてくれない経済学

2006-07-11 15:24:09 | 経済学
NY原油先物〈WTI〉相場がバレル73.61ドルまで値下がりした。金相場も連れ安した。

WSJ紙(7月10日)によれば、EUが秘密裡に進めていた核開発凍結のためのイランとの交渉で、正式の回答は来月まで待てとのことながら、なんらかの前向きの提案をイランから手に入れたという情報が背景にあると報じている。

イラン核問題で現在の原油相場はバレル10ドルかさ上げされているといわれる。先週NY原油相場はバレル75.78ドルまで値上がりしていた。それがイランとの交渉が多少とも改善の方向なら買いのポジションを身軽にしておこうと考えてもおかしくない。

原油相場がスリップしたあとガソリン相場も値さがりした。ただ、ハリケーンシーズを控えてさすがに気を抜ぬいていないことがよくわかる。下げは小幅で、ガロン2.1747ドルにとどまっている。

原油相場のほうも、このままずるずると値下がりすると見ている専門家はほとんど居ないとWSJ紙は紹介している。バレル70ドルから72ドルまでで、原油の供給に限りがありその一方で原油を買いまくっているご本尊がいる限り、世界景気がリセッションに突入すれば別だが、中長期のトレンドでは原油は値上がりするとみているようだ。

原油相場のここ2日のスリップには北朝鮮問題で一気に国連制裁決議に走らず、中国の北朝鮮説得に期待して様子見することになったことも影響しているようだ。独断と偏見をお許しいただければ、下手な評論家の北朝鮮問題の解説を聞いているより、原油相場や為替相場の動静を観測している方がはるかにわかり易い。

NY為替市場では、ドルが弱含みで推移している。1ドル=113.18円、1ユーロ=1.2729ドルで取引された。6月の米雇用統計を景気減速と米住宅価格が軟調に変化していることで米景気は確実に鈍化する前兆と見たことが第1点、第2点は、イラン核問題や北朝鮮との緊張が多少とも緩和とみればドルはどうしても売り物がちになるのであろう。

NY株式市場は、米景気の先行きに気迷い感が出て、NYダウは先週末比12ドル高にとどまり、ハイテク株主体のナスダック株価指数は13ポイント値下がりした。NYダウ採用銘柄のIntel株が2%、Hewlett-Packard株が2.8%値下がりしたことが地合いを悪くした。

8月8日の米FOMCでバーナンキギ議長が0.25%あげて打ち止めを決めるのか、いまひとつマーケットとの対話がしっくりいっていない。ロシアサミットを目前に控えて政治家の駆け引きも目立つ。しばらくは休むも相場の格言が一番ふさわしいのかもしれない。(了)

江嵜企画代表・Ken


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料理-2―上海(5)

2006-07-11 08:47:42 | 旅行記
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魚料理でしたが、目にさくらんぼみたいなのを入れてあったので、いつもの恐さはなかった。(^-^) 




「うなぎ」ですねー。
中国での「うなぎ料理」は、ぶつ切りが主流で、開きというのは食べたことがない。




こ、これは何だったかな?
西湖の蓮の花をイメージしてあると話していたのだが・・・、材料を忘れた。




揚げ物だから、肉か魚だろうと思っていたら・・・、あま~いアンコが入っていた!




パオツ(包子)の一種でしたが、中身の具がいろいろ入っていて、口の中で絶妙な味を出してくれるので美味しかった。\(^O^)/



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