連載
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急に気温が上がったせいで、心臓の症状を訴えてくる人が多くなった。
心臓の症状はいろいろありますが、通常遭遇する症状を上げて見ますと、
① 深呼吸がしにくい
② たまに胸が詰まる感じがする
③ 上胃部に痛みや凝りがある
④ 食欲がない
⑤ むやみに汗をかく
⑥ 背中上部が寒い、或いは痛い
⑦ 左の肩甲骨内側が凝る
⑧ 左肩関節が痛い
⑨ 左の頚部や頭部が痛い
⑩ 左顎関節が痛い、或いは違和感がある
⑪ 左の頭痛がある
⑫ 左腕が抜けるようでダルイ
⑬ 手首足首に痛みがある
⑭ 肘の内側が痛い
⑮ 心経や心包経の経絡上に痛みやシビレがある
⑯ 乗り物に乗るとすぐ寝てしまう
⑰ いつでも眠たい
⑱ 人ごみや騒がしいところが苦手
きりがないので、ここらで止めときますが、上の写真の方を虹彩から鞏膜(強膜)まで分析したら、冠状動脈も心筋も慢性的なダメージを受けていたし、筋腫のようなサインも出ていました。
こういう眼の方で、上記のような症状が長く続いていても、鍼灸治療をするとその場で症状が取れたり治ったりする時もあるのですが、すぐに元の症状が現れてきますので、根本的な治療を考えたほうがいい。
(動脈硬化の治療薬というのはありません)
例えば、
食事療法 ですが、原因が動脈硬化にあるので、症状は消えても完治ではないことを自覚して、ぼちぼち「体質改善」をしたほうが懸命です。
ちなみに、動脈硬化の治療は、腸内細菌の善玉を増やして腸内環境を整え、肝臓を整えて筋肉に弾力(心筋も筋肉)が出るようにすることが大切です。
驚すつもりはありませんが(と言いながら、かなりの脅し)、発作が起こる時期や場所で、たいへん危険な状態になることは間違いないからです。