ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NYダウ14,000ドル、原油76ドル目前ー学校で教えてくれない経済学

2007-07-20 20:12:17 | 経済学
相場の世界には、「まだはもうなり、もうはまだなり」という格言がある。まだだ、と言いながら、相場自身が下がりたがっているときは理屈抜きで下がる。一方、もう天井だ、と言っていても、相場が上がりたがっているときは上がっていくことがよくある。

7月19日、NYダウは、前日比82ドル上げ、史上最高値の14,000ドルを終値で突破した。一方、NY原油先物相場も、史上最高値のバレル77.40ドルまであと1.5ドルに迫る、バレル75.92ドルで取引を終了した。いずれも先高感が相場を牽引している。

今朝のWSJ紙によれば、1999年のハイテクバブルのとき、NYダウは11,000ドルから23営業日で1,000ドル上げて12,000ドルを達成した。今回は、13,000ドルから14,000ドルへの1,000ドル幅を史上二番目の速さとなる58営業日で達成した。

ハリケーン・カトリーナ襲来をきっかけに、中東の地政学的リスクないまぜにして、昨年8月9日に、NY原油(WTI)は、史上最高値を達成した。今年は、いまのところ、ハリケーンの予想もない。地政学的リスクも米国が対イラン政策で立ち往生している点では、材料視されて当然であるが、IEA(国際エネルギー機関)発表にあるごとく、中長期的トレンドから見て、世界の原油はタイトな状態が続くとマーケットは踏んでいる。

この日のNYダウの上昇は、IBMはじめハイテク大手の好決算が買い材料にされた。バーナンキFRB議長の米両院議会での証言で、目先、利上げはない、とマーケットが受け止めたことも相場上昇の下支えをしたようだ。

バーナンキ議長は、A4で5ページのドラフトを用意した。問題のサブプライム証券にからむ焦げ付き問題を内在しながらも、米国経済は底堅く推移する。インフレ懸念は、エネルギー・食料の値上がりは認められるが、変動幅の大きい2つを除いた、コア・インフレ率は、2007年は2~2.25%、2008年は1.75~2%と具体的にターゲットを明示した。

米国のGDP(国内総生産)も、米FRBは、2007年2.25~2.5%、2008年は2.5~2.75%へと底堅く推移すると予測した。GDPを決める個人消費の要である雇用情勢については、失業率が2007年は4.5~4.75%、2008年は4.75%と予測して投資家に安心感を与えた。

一方、NY為替市場は、原油、NYダウと比べ方向感なく迷走を続けている。バーナンキ証言では、米生産性低下発言を嫌気、米欧間金利差拡大と読まれ、1ユーロ=1.3798ドルで取引された。金利差から円も買えない。1ドル=122円でのもみ合い状態が続いている。

三点セットの原油、為替、金利動向には、引き続き目を離すことは出来ない。(了)


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「段ボール肉まん」やらせ 北京市民「疑心暗鬼」 

2007-07-20 09:36:55 | Webニュースより
「段ボール肉まん」やらせ 北京市民「疑心暗鬼」 (産経新聞) - goo ニュース


2007年7月20日(金)02:54

 ■ニセモノ氾濫…捜査結果もウソ?

 【北京=福島香織】中国の北京テレビが特ダネとして報道した「段ボール入り肉まん」事件が実はテレビ局のアルバイトスタッフによる「やらせ」報道であったことが北京市当局の捜査で19日までに判明し、メディア界や市民に衝撃が走っている。ニセ飲料水などニセモノ食品が氾濫(はんらん)するうえ、報道もニセモノという状況に、市民の間には「北京市当局の捜査結果もウソではないか?」といった疑心暗鬼が広がっている。


 18日夜、北京テレビが説明した経緯によると、同テレビ報道番組「透明度」(8日)で最初に放送した、水酸化ナトリウム水溶液漬けの段ボールをまぜた肉まんの製造過程の映像は、番組制作チームのアルバイトスタッフが、出稼ぎ者4人に作り方を教え、家庭用ビデオで撮影、編集したやらせ映像だった。放送後、北京市工商当局、公安当局が合同で捜査した結果、報道を虚偽だとしてアルバイトスタッフを拘束した。京華時報(19日付)によれば、加担した4人の出稼ぎ者も拘束されているという。


 「透明度」はタレコミ情報をもとにした盗撮で構成される暴露番組。このアルバイトスタッフはこれまでもしばしば高視聴率を稼ぐネタを持ち込み、特に問題はなかったという。


 一方、市民の間にはメディアへの不信と同時に、新型肺炎が蔓延(まんえん)した2003年に報道統制により事実を隠蔽(いんぺい)した“前科”がある北京市当局に対する疑心暗鬼も広がっている。


 インターネットの人気の言論サイト強国論壇には「少なくとも段ボール肉まんが存在するかしないかの結論は出ていない」「ちょっと様子をみてみよう。この事件はまたどんでん返しがないとも限らない」「(北京市の当局者は)成績のためなら、真実も黒く塗りつぶしてウソにする」といった声が寄せられている。


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中国のこのような記事が出るたびに、日本の貿易会社も痛手を負い、中国製品が全て悪いような錯覚を与えてしまう。

しかし、この記事は北京市民が言うように、「捏造」は信じられない話ですねー。

オリンピックを前に、中国政府は慌てているのはわかるが、これだけ情報が発展したグローバル社会では、「隠匿」かなり難しいと思う。

現在、日本からもオリンピックの準備で北京に出張している人は多い。
中国政府が、パフォーマンスではなく、心底「襟を正す」時期が来たのではないかと思う。

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Belgian Beer CAFE Barrel:スケッチ&コメント

2007-07-20 07:59:04 | スケッチ
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)




住友ビル3号館一階においしいベルギービールを飲ませてくれる店が
あるからと友人が声をかけてくれたので楽しみにして出かけた。

先日、ベルギー王立美術館展が大阪で開催された。年末には
ベルギー証券取引所内に淀屋ゆかりの場所があり、チヤンスがあれば
アントワープまで出かける予定にしているから、結構、ベルギーづいている。

現役時代はしょっ中この界隈を散策していたが、こんな店はなかった
ように記憶していたが、確かめたら4年ほど前にオープンしたと聞いて
納得した。

待ち合わせ時間前30分の午後6時に着いた。早めに席にいたので
友達は「待たせた?」と気にしてくれたが、「いや、スケッチのためなんや」、
と断って水性ペンをとりあえず置いた。

ウエイトレスがビールのメニューをもって来た。ベルギービールなら30種類も
用意していますからという。まず普通のビールというと、いかにもヨーロッパ風の
軽い感じのピールが出てきて、乾杯した。

料理も、アラカルトからコース、本日お勧めもあった。注文は友達に任せた。
生ハムから始まって、カラス貝だと思うがこの店の自慢の料理のひとつが
出てきた。あっさりした仕上げで、さすがビールに合う。うまかった。

話もひとしきり終わり、店内に目をむけると、若いカップルもいるが、一人で
奥のカウンターで飲んでいるご婦人の姿が見えた。すぐ目の前の席には
仕事帰りであろう、見るからに、上司と部下の女性の組あわせとすぐにわかった。

友達が暫時席をはずしているタイミングに人物をさっと描き込んで仕上げた。

なかなか感じのいい店なので機会があればまたのぞいてみたくなった
次第である。(了)


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