Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3 C0071 1905E
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)
ウインザーホテルに着いたらたまたま外国の要人だろうか
SPと思しき風体の目つきの鋭い数人に囲まれて男が入ってきた。
話をしている言葉から、ロシア大使館の一行ではないかと勝手に想像した。
ホテル玄関は現在工事中だった。なにかと想像たくましく考えたくなる。
玄関がやや手狭なように思えたが、セキュリティーを配慮して、駐車スペースを
警護がし易いように改装しているに違いないなどとTさんと話した。
ホテル近くで車を降りてアイスクリームをご馳走になった。話には聞いていたが
北海道のアイスクリームの味は格別だった。おいしい、おいしいを連発した。
Tさんのセカンドハウスに到着した。庭を見せてもらったが洒落た洋館である。
絵心を刺激されて着くなりスケッチさせていただいた。
画面の正面が、ぶどう棚、左手奥に葡萄酒を造る工房が地下にある。
足元にははトマト、きゅうりが植えられていた。季節折々の旬の野菜が
楽しめるそうだ。
芝生のコーナー左奥にテーブルが用意され、バーべキューが始まった。
画面には梅とサクラの木に隠れて見えないが奥様専用のアトリエがある。
ミロの絵を彷彿とさせる見事な腕前の絵を見せていただいた。Tさんによれば
絵に集中すると零下10度の真冬でも2日も3日もこもりきりで描いていたことも
あったそうだ。
ハウスの中には奥さんの絵が、玄関、応接、リビングと場所をわきまえながら
飾られていた。Tさんは、今は絵を描いていないが、絵の構想は既に出来ている
そうだ。スキーは、お手の物で、何度も撮り直させたという斜滑降のご自身自慢の
ポーズの写真が壁に二枚かけてあった。
バーべキューは、生ビールの乾杯ではじまった。なにごとも生はいい。
どこで飲んでもビールの味は同じだと無粋なことは言わないことだ。
庭でとったもぎたてのきゅうりもみは文字通りとろけるようにお腹に
はいった。奥様ご自慢の料理のひとつのよしで最高だった。
生といえば彼、お手製のワインである。これがまた実にうまかった。
いか、ホタテの貝柱にはじまり,とれとれの海産物が次々焼きあがって
食卓に並んだ。ワインと野菜、海産物の楽団がハーモニーして、
演奏会をいやがうえにも盛り上げてくれた。
場所を室内に移して、二次会がはじまった。絵談義にとどまらず、
ワイン作りのエピソード、経済、政治、学校時代の苦労話と、話は
どこまでも広がった。
Tさんが、あれっ、もう3時前だ、の声でお開きとなった。
すばらしいご縁をいただき、感謝、感謝である。(了)
ISBN978-4-904021-03-3 C0071 1905E
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)
ウインザーホテルに着いたらたまたま外国の要人だろうか
SPと思しき風体の目つきの鋭い数人に囲まれて男が入ってきた。
話をしている言葉から、ロシア大使館の一行ではないかと勝手に想像した。
ホテル玄関は現在工事中だった。なにかと想像たくましく考えたくなる。
玄関がやや手狭なように思えたが、セキュリティーを配慮して、駐車スペースを
警護がし易いように改装しているに違いないなどとTさんと話した。
ホテル近くで車を降りてアイスクリームをご馳走になった。話には聞いていたが
北海道のアイスクリームの味は格別だった。おいしい、おいしいを連発した。
Tさんのセカンドハウスに到着した。庭を見せてもらったが洒落た洋館である。
絵心を刺激されて着くなりスケッチさせていただいた。
画面の正面が、ぶどう棚、左手奥に葡萄酒を造る工房が地下にある。
足元にははトマト、きゅうりが植えられていた。季節折々の旬の野菜が
楽しめるそうだ。
芝生のコーナー左奥にテーブルが用意され、バーべキューが始まった。
画面には梅とサクラの木に隠れて見えないが奥様専用のアトリエがある。
ミロの絵を彷彿とさせる見事な腕前の絵を見せていただいた。Tさんによれば
絵に集中すると零下10度の真冬でも2日も3日もこもりきりで描いていたことも
あったそうだ。
ハウスの中には奥さんの絵が、玄関、応接、リビングと場所をわきまえながら
飾られていた。Tさんは、今は絵を描いていないが、絵の構想は既に出来ている
そうだ。スキーは、お手の物で、何度も撮り直させたという斜滑降のご自身自慢の
ポーズの写真が壁に二枚かけてあった。
バーべキューは、生ビールの乾杯ではじまった。なにごとも生はいい。
どこで飲んでもビールの味は同じだと無粋なことは言わないことだ。
庭でとったもぎたてのきゅうりもみは文字通りとろけるようにお腹に
はいった。奥様ご自慢の料理のひとつのよしで最高だった。
生といえば彼、お手製のワインである。これがまた実にうまかった。
いか、ホタテの貝柱にはじまり,とれとれの海産物が次々焼きあがって
食卓に並んだ。ワインと野菜、海産物の楽団がハーモニーして、
演奏会をいやがうえにも盛り上げてくれた。
場所を室内に移して、二次会がはじまった。絵談義にとどまらず、
ワイン作りのエピソード、経済、政治、学校時代の苦労話と、話は
どこまでも広がった。
Tさんが、あれっ、もう3時前だ、の声でお開きとなった。
すばらしいご縁をいただき、感謝、感謝である。(了)