ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

台風4号、九州南部に上陸へ 39人けが、避難多数

2007-07-14 13:44:17 | Webニュースより
台風4号、九州南部に上陸へ 39人けが、避難多数(朝日新聞) - goo ニュース


かなり大きな台風だけに、被害も大きく出てきたようです。

ところで、台風対策は済みましたでしょうか。

台風対策は、大雨による土砂崩れとか、高波などに注意するのは当然ですが、身近で気をつけなければならないのは、屋外に掛けた看板や、庭に置かれた犬小屋とか花蜂のような固定されてないものです。

風が強いと、それらが飛んで家屋を壊したり、人に当って怪我させたりするので、土砂崩れや高波などより怖いのは、むしろこちらのほうだと思います。

沖縄では、家を建てる時には、まず「台風が来たらどうするか」ということを、誰もが頭に入れていますので、看板が飛んでくることはめったにないのですが、大阪の看板や屋外に放置されたモノを見ていますと、台風ではなく、ただ風が強いという日でも、外を歩くのが怖いぐらいです。

今回のような台風が大阪を直撃すると、多分、屋根瓦も飛んでしまう。
うかうか外には出られない!

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供給不安から、NY原油74ドルに接近ー学校で教えてくれない経済学

2007-07-14 08:09:17 | 経済学
肝腎要(かんじんかなめ)という言葉がある。人の健康にとって肝臓も腎臓も欠くことが出来ない臓器であることから生まれた。肝腎は肝心とも書く。肝心の文字を使うのは、心臓を仲間はずれにすることは片手落ちだと感じているからであろう。

最近の医者はまず検査から始める。患者の目を見ながら、脈を取るのが先だろうと、素人ながら思うが、データを見ないと医者が安心出来ないという妙な風潮が医療現場でも見られるようになった。データも大事である。しかし、あくまで参考に使うべきだろう。

参考データということでは、一国の経済を現す指標にGDP(国内総生産)がある。この内3分の2は個人消費である。個人の消費は、経済の健康状態を診断する上で、文字通り、肝腎なポイントのひとつかもしれない。

7月13日、米商務省は、6月の小売販売高が、前月比0.9%減少したと発表した。エコノミストの多くは、0.1%減と予測していた。それが大きくはずれた。自動車とガソリンを除けば0.3%減だから、この二つが米国の個人消費の足を引っ張った犯人であろう。

NY原油(WTI:軽質油)先物相場は、7月13日、北海油田での供給不安を材料に、バレル1.43ドル、1.9%値上がりし、73.93ドルで取引された。日本の原油相場に影響の大きい北海ブレンド(重質油)相場は、バレル1.26ドル上げ、77.66ドルで取引された。

IEA(国際エネルギー機関)は、2008年の世界の原油需要は、欧米での寒波予想と中国及び中東での石油消費増加を理由に、日量220万バレル、2.5%増加すると発表した。経済のイロハであるが、供給に不安があり、需要が確実に増えるのであれば、先高と見て、当然値段は上昇する。お金は臆病な生き物だから、安全・安心な方向に動いて自然である。

一方、NY為替市場では、米小売高減を材料に、ドルが引き続き売られた。1ユーロ=1.3813ドルと、ユーロは対ドルで新高値を更新した。ユーロ高に影響を受けた円は、日銀の利上げ見送りにも関わらず、1ドル=121.94円へ円高が進んだ。イングランド銀行の利上げ期待から、英ポンドは対ドルで買われ、1英ポンド=2.0357ドルで取引された。

日銀は今回も利上げを見送った。一方、韓国中央銀行は、7月12日、昨年8月以降据え置いていた短期の政策金利を、0.25%上げ、4.75%と決めた。今朝のWSJ紙によれば、今回の韓国の利上げは、年初来30%上げていた株価を冷やすことがねらいと解説している。

米国5.25%、EU4.25%、お隣の韓国が4.75%。日本の0.5%はいかにも異常である。からだにゆがみが出ると病気の原因になる。日本の金利のゆがみは先々禍根を残すだろう。(了)


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