ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

武庫川図巻展:西宮神社会館(スケッチ&コメント)

2008-08-10 11:17:27 | スケッチ


武庫川図巻展:西宮神社会館

江嵜企画代表・Ken



 西宮文化協会の吉井貞俊会長が武庫川の河口からから上流までの
景色を65メートルの巻物にまとめたスケッチを西宮文化会館(0798-
33-0321)で8月9,10日の2日間展示するとご案内を戴いたので出かけた。
武庫川の水源は丹波篠山にある。三田盆地、宝塚、下流では尼崎と
西宮市の境界線となって大阪湾にそそぐ全長66キロの河川である。
 一口で河口から上流までとはいっても三田盆地を抜けると急に
山間部に入るから、御とし77歳にはとても見えない青春まっさかりの
吉井さんだが、西宮神社の前権宮司の「千日回峰」でもあるまいが、
スケッチをしては歩き、歩いては描くのはさぞかし大変だっただろうと
真面目に心配した次第である。
 吉井さんの話では武庫川のように川の堤防に松林が美しく続く
川は日本でも珍しいそうだ。堤防の決壊の原因になるという理由で
新しく松ノ木一本植えるのも厳しく禁止されていると聞いた。
 西宮文化協会の会員で画家の清水貞夫氏が、武庫川に架かっている
橋を下流から水源まで描かれたスケッチも会場に展示されている。
 今回の展覧会には、今年4月に他界された白髪一雄画伯の描かれた
比叡山スケッチの吉井さんの模写も展示されており見ごたえがあった。
 多くの吉井貞俊ファンが会場を訪れていたが、吉井さんは一人ひとりの
来訪者に親しく声をかけられ、会場の雰囲気を一層和やかにしていた。
 画面奥で熱心に説明される吉井さんの姿を入れてスケッチを
仕上げた次第である。
 会期が短いがお近くの方でもし時間が許せば是非お運びいただければ
ありがたい。(了)

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