ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

中日vs阪神:甲子園ナイター風景(スケッチ&コメント)

2008-08-29 08:45:33 | スケッチ


中日vs阪神:甲子園ナイター風景

江嵜企画代表・Ken



 新聞販売店からのいただきもの入場券で久しぶりで甲子園ナイターを楽しんだ。天気予報では雨だったので合羽と傘、タオルを余分に詰め込んで雨覚悟で出かけた。
 阪神御影駅改札に着いたらなんと当日券売り切れと掲示が出ていた。タイガースはやる気だなとその時思った。やる気がないと中止になるときがある。そんなときは半額で甲子園弁当が食べられる。それを狙って買いに行くひとも結構多い。
 甲子園に着いたのは試合開始前20分だった。目的のレフト外野指定席は少し空席があったが内外野ともほぼ満員だった。あとで聞いたらこの日も43,500人の有料入場者があったという。阪神球団は特に今年はホクホクだろう。
 席に着くなりいつものようにスケッチを始めた。日没前の太陽がまぶしかった。遠景に六甲の山並みが見えた。今回の角度からのスケッチははじめてだった。レフトポールを右手にしてタイガースのベンチが正面に見えた。
 試合開始前のセレモニーで突然、大歓声である。スコアボードの大スクリーンにランディー・バースが写っているではないか。背番号44の馴染みのユニホームを着ての始球式だった。1985年のタイガース日本一にバースは貢献した。バース、掛布、岡田の甲子園三連発が懐かしく思い出される。景気づけに球団がバースを招待したのであろう。
 試合は1回裏に金本のタイムリーで1点とって幸先よいスタートを切った。ところが杉山がぴりっとしない。彼の性格なのだろう。闘志が表に出ない。彼の投球を球場で見ているといつもイライラする。守っている野手が気の毒でならない。3回、苦し紛れに投げた好球を中日の李に3ランを打たれた。その裏金本がライトスタンドに3ランを打ち返してくれたから勝てたようなものだ。6回にも杉山はウッヅにホームランを打たれ試合は振り出しに戻った。
 その直後にポツポツと雨が降り出した。今回は頂き物の券である。雨の被害を最小限にとどめようと思い切って球場を出た。帰宅後テレビをつけたらまだ7回だった。試合は縺れたがなんとか5-4でタイガースが勝った。
 好調巨人を甲子園に迎えて今日から3連戦である。苦いビールになるかうまいビールになるかは投手の出来次第だろう。
 昨晩の杉山のようなしまりのない投球をすると巨人にやられるだろう。昨日の試合も金本さんが打ってくれたから勝てたようなものだ。クライマックスシリーズで勝ってなんぼの世界である。
 バースの存在がなければ1985年のタイガース優勝もなかった。2位巨人と7ゲーム差をつけてもタイガースファンの心配の種は尽きない。(了)


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