ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

往診専門の治療院・「緊張」(3)

2008-09-17 09:52:39 | 情報や案内及び雑談
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業界は違うが友人のラジオ出演があった。

「9月から日曜日の朝9:30に ラジオ関西でおしゃべりすることになったので、時間があったら聞いてね」と言われていた。
7日(日)は台湾でしたので聞くことはできませんでしたが、14日(日)は聞くことができた。

短い時間でしたが、親しい人の声がラジオから聞こえてくるというのも嬉しいもので、なかなかいいことを言っていたので、メールで褒めてあげたら、「いい男より」(笑)と返信がきた。

彼はおしゃべりが上手いので、ラジオでも普段と変わらない様子で話していた。
感心した。
多分、緊張もしてなかったと思う。

治療をする時も、自分が緊張していては思い通りの治療ができない。
こと、往診となると、患者さんのホームグランドに入っていくわけだから、患者さんは落ち着いていても、こちらは多少なりとも緊張する。

私は往診はしないのですが、修行時代は全国各地への往診ばかりでしたし、開業してからも瀕死の重症者を何度か往診したことがある。
その経験があるから後輩にも指導できるので、往診も私にとっては必要なものだったのだと考える。

そこで、私は当院スタッフに「緊張を解す方法」を教える。
この方法を使えば、一気に緊張が解れるし、優位に立って治療を進めることができる。
威張らず、へりくだらず行う方法で、そんなに難しいことではないのだが、知っていることと知らないことでは大きな違いがある。

治療だけをいくら勉強しても、人への応対ができなければ勤まらない。
治療を勉強すると同時に、コミュニケーションのとり方も勉強しなければならない。

ほんとに簡単なことなのだが、鍼灸師会などの組織に入って、古い鍼灸師に育てられた人にはそれが難しいようだ。
私も人間としては古くなったのだが・・・。(^o^)

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米保険大手AIG不透明感残すも、NYダウ141ドル反発(学校で教えてくれない経済学)

2008-09-17 09:10:26 | 経済学
 9月16日、NY株式市場はリーマンブラザーズ破綻のあと米保険大手のAIGの動静一点に絞られた。CNBCのニュースで、米政府がAIG救済に動くかもしれないとの情報が流れたあと安心感が生まれ、前日比141ドル高い11,059ドルで取引を終了した。
 AIGの株価は前日74%急落したがこの日は21%下げにとどまった。ただ、取引終了後、ブルームバーグがAIGは「政府の管理下に置かれる用意がない」との立場を変えていないとのニュースを流した後、時間外取引で株価は急反落したと今朝のWSJ紙は紹介している。
 同日開かれた米FOMC(公開市場委員会)では、一部に期待された利下げは見送られた。ただ、前回の声明文ではインフレ懸念のみを強調したことに対し、今回はインフレ懸念と景気を併記したことから次回FOMCでの利下げに含みを残した。
 しかしマーケット関係者の多くは、利下げのあるなしではない。金融不安が収まるか否かで、市場が確信を持てないところに問題の本質があると捉えているとWSJ紙は指摘した。
 今朝のブルームバーグニュースは、リーマンブラザーズ破綻で日本政府が発行しているサムライ債が2000億円焦げ付く怖れが出てきていると伝えていた。このニュースの方がはるかに重要で、金融関係者だけでなく個人投資家にとっても無視できない事態になりかねない。
 サムライ債は日本の個人投資家にも人気が高いと日本経済新聞にも先日報道されていた。今朝の読売新聞にも日本国内の金融機関のリーマン関連債権保有状況が掲載されていた。三井住友FG、あおぞら銀行、みずほFG、そのた地銀、保険会社の名前が多数並んでいた。
 返済出来ないとわかっていた借り手にまで手を広げたことがサブプライムローン問題の根源にある。ずるずると泥沼に引きずり込まれていった。米大統領選挙戦でもリーマン破綻を取り上げた。オバマ候補は「共和党政権は危機が訪れるまで何も対応しなかった」と非難していた。マケイン候補は「ウオール街による無謀な投資の結果だ」と応酬している。
 一方、NY原油先物市場では、需要減退を材料に弱気ムード一色となり、一時前日比バレルあたり5ドル20セント以上下げる場面があったが、4ドル53セント下げて2月7日来の安値の91.15ドルで取引を終了した。
 WSJ紙によると、株価急落により株損を利が乗った原油その他一次産品を売って埋め合わせする動きが強まり、原油相場の下げを加速させていると解説した。AIG問題に代表される金融不安がある程度収まらない限り原油値下がりに歯止めがかからないかもしれない。
 3日間値段を戻していた金相場が利益確定の売りで、小幅反落トロイオンス782ドルで取引された。ただ、リーマン破綻はドル暴落につながる危険性を秘めている。金はドルの反面教師という側面も備えている。金はペーパーマネーより長い目で見れば強いかもしれない。
 相場の世界は水鳥の動きと似ている。餌や水がなくなると思えば突然その場を離れる。それでいて遠くへ飛び去ったのかと思うとそうではない。意外に近くの森に潜んでいることが多い。自分自身で判断して状況を見極めながら、餌にありつけるとわかると戻ってきている。
 日本人はお金の話をすると極端に嫌う。その実、事故米の例に見られるようにお金に汚い人が結構多い。サムライ債は安心だと奨められて墓穴を掘った。人任せは危険である。(了)

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