ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

往診専門の治療院・「魅力」(6)

2008-09-24 14:53:12 | 情報や案内及び雑談
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治療師としての魅力を持つことは、リピートの条件と考えています。
服装や言葉使いなどの常識を備えていても、魅力のない治療師は「お呼びではございません」ネ!

自分は何が得意か?
自分の魅力は何か?
何を魅力にするか?

考えたことはあるでしょうか。
治療費を安くする???
来ませんね。

できるだけお客さんの指示に従った治療をする?
来ませんね。

○○鍼灸師会のメンバーを強調する?
来ませんね。

全ては、自分が患者さんになったことを考えればわかることですが、魅力がなければ往診を呼ぶ価値がない。

3年ほど 臨床実践塾 を開催していますが、そこでは主に「診断と即効的な治療」の方法を私の方法で話してきました。
骨格矯正鍼、脊椎診、腹診、巨針、頭皮鍼、経絡筋力テスト、七星論、虹彩分析、スクレオロジー(白眼の分析で、オプトロジーとも言われる)、生物力学療法、栄養学を含めた食養等々、の診断法や症状に合わせた治療法を勉強してもらいました。

古典や鍼灸学、あるいは欧米の書籍を基本展開させたものですが、その多くがオリジナルになったものばかりで、白眼を観て診断するスクレオロジーは、肉眼で分析し、即鍼灸治療に役立つようにまとめてあるので、それを使うとおもしろい。
いや、・・・魅力的な治療ができる。

講演や講習でいつも言うことは、
①患者さんにもわかる診断をすることが大切だ。
②患者さんが関心のあるのは治療よりも診断と解説だ。
③第三者にもわかるような診断をするのがいい。
④診断が正しければ家庭療法でも治せる。
⑤その場で変化を出し、その場で治せれば喜ばれる。

と説明してきたのですが、人にはいろいろな考えがありますので、これが全て正しいとは思っていません。しかし私自身はこれで上手くいったような気がする。
何故なら、治療師という職業で楽しい生活を送っているからだ。

この範囲なら、往診専門の治療院でも同じことが言える。


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米金融危機収束遅れ懸念、NYダウ181ドル安(学校で教えてくれない経済学)

2008-09-24 11:09:52 | 経済学
 週明け米時間9月22日NY市場でドルが急落し、原油の先物相場(WTI)が一日の上げ幅を記録した。その背景について、TomLauricella,LizRappaport,JoannaSlater3人の記者がまとめた記事を9月23日付けのWSJ紙は掲載していた。
 今回の金融危機は奥が深い。議会に米国政府が提出した救済策には莫大なコストを伴うと投資家が判断したため株を売り原油や金に資金をシフトしたのだと明快に述べている。
 当の救済策は不良債権を銀行やブローカーから政府が買い取ることになっている。買取額7000億ドル(75兆円)の投入によって、既に巨額の赤字を抱えている米国の財政は今回の措置でさらに赤字が巨大化すると指摘した。
 海外の投資家は、ドルが先安とみれば米国投資を控える。海外からドル資産買いが減ることによって米国のバランスシートはさらに悪化する。米国内の住宅価格は下げ続けている。米国景気は改善しないまま推移するであろうと切り捨てた。
不良債権を買い上げても次から次へ不良債権が出てくる。完治に数年はかかる。景気の底入れに2年、住宅市場の底入れに3年要するとするメリルリンチのエコノミスト、DavidRosenbeug氏の見解を紹介していた。
債券市場は改善は確かに見られる。しかし正常な状態と比べればほど遠い。マーケットは、先での値下がりがわかっているから国債レースから逃げた。そのため10年物国債は値下がりし、利回りは先週末の3.77%から3.83% へ低下した。
ドルの値下がりがはっきりしたとして、原油市場にお金が流れ、一日の値上り幅では過去最高の16.37ドル上げ120.92ドルで取引された。一時25ドル値上がりしていた。原油が上がれば米FRBは利下げが難しくなる。利下げのタイミングが遅れる。
その結果、景気回復が遅れる。利下げが遅れると見れば債券売りを刺激する。その結果債券が値下がりするから利下げが益々難しくなると解説している。
一日開けた9月23日、米上院銀行委員会でポールソン米財務長官とバーナンキFRB議長が二人並んで証言した。二人は「一刻も早い法案成立」を訴えた。バーナンキ議長は「早く手を打たないと信用市場が機能せず米景気回復もがむつかしくなる」と力説した。議員とのやりとりをCNNテレビで映していたが朝10時過ぎから午後2時半までかかったそうだ。
9月23日のNY株式市場は「議会での審議が難航し法案通過は遅れる。不良債権は膨らむ。」と厳しく反応、NYダウは前日比181ドル、1.47%安10,854ドルで取引を終了した。
NY原油先物市場は、米景気の回復が遅れると消費も増えないとして利益確定の売りが出て11月物WTI相場は前日比2.76ドル、2.5%下げ106.61ドルで取引を終了した。
NY金先物相場も原油同様、利益確定の売りが出てトロイオンス18.40ドル下げ885.50ドルで取引を終了した。いろいろな見方があると前置きして、米包括危機対策法案の議会審議が遅れれば遅れるほど米ドルへの信任が低下し、資金がドルから金へ流れるとWisdomFinancialトレーダーZacharyOxman氏の見方を今朝のWSJ紙は紹介している。
日本の大手証券銀行が米証券へ攻勢をかけたと日本でも取り上げられている。今回の金融危機は米国人自身が怖れる「底なし沼」だと承知して足を踏み入れたほうがよさそうだ。(了)

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