ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米4月雇用統計嫌気、NYダウ168ドル安、NY原油(WTI)急落バレル98ドル(学校で教えてくれない経済学)

2012-05-05 08:55:40 | 経済学
連休の中の一日、子供の日の前日、5月4日に家族と訪れた孫と並んで、これから食べるタイ焼きをスケッチして元気をもらった。4日,総務省が、15歳未満の子供の数が、去年と比べて12万人減り1,665万人で総人口に占める割合も38年連続で減少し、13.0%と発表した。子供の数が減ることによって、この先、日本でも、次々と様々なきしみが出て来ることになるだろう。

「ワールドWaveMorning」を見ることから一日がはじまる。フランスF2は、ご当地フランス大統領決選投票直前の模様を詳しく報道していた。直近の下馬評としては、16%が現段階で、どちらの候補も決めていないが、オランド52.5%、サルコジ47.5%だと紹介していた。オランドがフランス大統領になれば、オランド候補は、ユーロ圏と取り決めた緊縮財政協定見直しを公約しているため、欧州金融危機解決にとっては当然波乱要因になる。

ロシアRTR,英BBCが共にフランス大統領選を紹介していた。特に英BBCは、時間を割いて、両候補の最後の追い込みの様子を伝え、「オランド氏は、今まで自分を見せないやり方を通して来た。そのため過小評価されてきた。選挙選では自分を徐々に出し成功した」とのある著名政治評論家の分析を紹介していた。

英BBCは、5月6日行われるギリシャ総選挙についても時間を割いて報道し、「ギリシャは、人口の1/3は貧困層で占めている。今回の選挙で、既存政党は大きく議席を減らすだろう。数ケ月先に再選挙を迫られる。」などとギリシャが再び欧州金融混乱の火種になると予測していた。ギリシャでは政府の財政緊縮策に抗議するデモ隊の様子を3日付けのWSJ紙電子版が写真入りで伝えていた。

4日のNY証券取引所は、4日米労働省が発表した4月の米就業者数が3月から11万5千増とエコノミストの予測の17万増を大きく下回ったことを嫌気、NYダウは前日比168ドル安、13,083ドルで取引を終了した。ナスダック、500種平均株価も大きく値下がりした。

米雇用統計発表後、NY原油【WTI】先物相場が急落、前日比4%安のバレル98.48ドルで取引された。4日付けのWSJ電子版によれば、米景気の先行き懸念から原油消費が連れて減る。原油在庫が21年振りの高い水準にあると伝えられ下げが加速したと書いていた。

先日、「ワールドWaveMoning」ブルームバーグに出演した証券ディ―ラ―、モガべロさんが、次々悪いデータが出て来る。この先相場はそれを織り込み値下がりするだろうと、言っていた通りの展開が、少なくとも現状続いている。フランス、ギリシャと続く選挙、中国経済の減速と不安定な状態が海の外では続きそうだ。

月並みな話で恐縮だが、健康が一番。元気でさえあればどんな苦況も乗り切れる。(了)

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羽田英彦の軌跡展風景(スケッチ&コメント)

2012-05-05 00:30:08 | スケッチ


羽田英彦の軌跡展風景

江嵜企画代表・Ken



「古くから日本人が畏敬した「赤」を大胆に操る画家」と自ら銘打って
「羽田英彦の軌跡展」が西宮市民ギヤラリー(0798-33-1666)で5月6日まで
開かれている。この日、二度目となったが、高校同窓のAさんと会場で11時半
待ち合わせで彼の作品を改めて鑑賞した。

カラ―78点、モノクロ24点、初期の1960年制作作品から、直近、2011年
「震災復興への応援歌」と題する150号の大作まで、大部分の作品が100号、
150号である。西宮市民ギャラリー2,3F貸切った展示に度肝を抜かれた。
会場の様子をいつものようにスケッチした。

羽田氏は、平成23年度西宮市民文化賞受賞記念として画集を出版した。
画集巻頭に「誰のまねでもない、誰もやっていないことをやろうと志した
自分がある。赤という色が、位相(空間)に生きる自分の気持ちやあり様に
ぴったりとくる。自分が持ち続けたいと願う熱い思いが作品を観るひとに
伝われば幸せなことである。」と書いた。

一日前の3日には、同窓生13名が会場を訪れ、はからずもミニ同窓会が
実現した。同期一同、彼が誰もマネが出来ないことを実現したことを
心から祝福した次第である。

羽田英彦展のあと午後1時予約で「酒ばやし」(078-841-2612)を
Aさんと尋ね、清酒「福寿」で乾杯、料理「御影」をおいしく
いただきながら歓談した。料理もうまいが、お店の雰囲気がいいと、
Aさんにも大いに喜んでもらったことは幸いだった。

歓談のさなか、日本画教室の仲間のFさんご夫妻が声をかけてくれる
ハプニングがあった。筆者が「酒ばやし」というお奨めの店が神戸に
あると以前話していて、それを覚えてくれていたFさんが、この日、
たまたま神戸出身の洋画家、金山平蔵展が兵庫県立美術館で開かれて
いて、足を伸ばして「酒ばやし」を尋ねてくれたと分かった。

ミニ同窓会の話しに戻す。元気で集まれたこと自体に感謝した。
今回の「羽田英彦の軌跡展」で、年齢を全く感じせず、日々画業に
打ち込む彼から元気をもらった。来年お互い75歳を迎えるが、2年に
一度の来年の同窓会での再開を約して帰路に着いた次第である。(了)

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