ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

1億人がサイバー犯罪の危機にさらされている:10日放送「ワールドWaveMoring](世界の扉)

2012-05-10 13:40:15 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



10日朝7時台放送の「ワールドWaveMorning」(世界の扉)コーナーで、4月27日放送のアメリカの国営テレビPBSを紹介、ハイテク技術は双刃の剣であることをお互いが承知した上で慎重に対応しなければならないと語るMarc Goodman氏,SingularityUniversityの意見を中心に、1億人がサイバー犯罪の可能性に曝されていると興味深くまとめていた。

グッドマン氏は「車1台に250ものコンピューターが内蔵されている。あなたの乗っている車を橋の上から転落させることもできるのでよ」と語り、特に最近は合成細胞なるものがつくられており、ちょっとしたいたずら心で遠隔操作されて、癲癇患者に発作を起こさせ命が奪われることが先日も起こった。患者の癌情報も簡単にゲット出来る。」などと話していた。

外国人の会話にはしばしば動物の例えが出て来る。今朝の番組でもネズミ【犯罪者】の技術が急速に発達して取り締まる立場のネコが現実問題として対応しきれなくなって来ている。当の番組に出演した生物学者、EllenJorgensen氏は合成細胞に触れ「科学技術の進歩が加速している。その結果、先端技術のすそ野が大きく広がった。それにつれて危険も増えた。お互いの信頼関係がないとなりたたないが、ネコの方もしっかりフォローしておく必要があるだろう。」などと話していた。

米CNNの今朝のニュースで、ツイッタ―でアカウント情報が流失、5万5000件のパスワードが盗まれた事件が起こった。パスワードの変更が必要だと話す専門家の意見を紹介していた。特にフェイスブックは顔がわかる。常に他人に見られていると知るべきだ。ダブルチェックしておくことだ。なんでも便利だからとうかつに乗るな。思いもかけないところで自分の顔が悪用されている可能性があると警告していた。

経済関係のニュースとしては、スペインTVEが、バンキア銀行の借金の内45%分を株式化し、政府が債務を肩代わりすることで、当社役員会で、今も協議が続いていると報じていた。ギリシャの次はスペインだというのが多方の見方である。総選挙後のギリシャでは混迷の度を深めているが、スペインの銀行が破たんすると「防火壁」が崩れるからバンキア銀行のニュ-スをスペインTVEが重要ニュースとして取り上げたのだろう。

ドイツZDFは、総選挙後のギリシャ政府の混乱をみて、ドイツ国内で、ギリシャ支援を中止すべきだという議論が再び出て来た。さらに、ECB(欧州中央銀行)が、異例ともいえる「ギリシャのユーロ圏離脱が視野に入った」と発言したと紹介していた。ギリシャ国民の70%はギリシャがユーロ圏から離脱すれば生き残れないと思っている。ところが先日の総選挙では緊縮政策に反対する政党に多くの国民が投票した。

他方、9日のNY証券取引所では、ギリシャ混乱、スペインからの銀行不安のニュースが影を落とし、NYダウは前日比97ドル安、12,835ドルで取引を終了した。NY外国為替市場では、1ドル=79.61~65円,1ユーロ=102.96~99円で取引された。NY原油【WTI】相場はバレル20セント安、96.81ドル、NY金先物相場は、トロイオンス10.30安、1,593.70ドルで取引された。今朝6時台のCNBCテレビは、金相場が7ケ月振りに1,600ドルを割れた。金相場の先行きにコンフィデンス(確信)が薄れて来た現れと解説していた。

「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行、岩岡聰樹氏は「ギリシャ問題で不透明感がました。新たにスペインで銀行に対する不安感が出て来た。NYダウは一時180ドル近くまで急落した。ドイツ、メルケル首相が「ギリシャがユーロ圏に泊まるよう目指す」と発言したと伝えられた後持ち直した。ミシガン大消費者信頼感指数、中国の消費者指数および鉱工業生産指数を注目している」などと解説していた。

その他の「ワールドWaveMorning」のニュースでは、香港ATVが中国艦艇5隻が日本の海上自衛隊機に寄り観察されたあと、フイリピン沖スカ―ボロ沙に現れた。中国、フィリピンとも領有権を主張し合い、お互い譲る気配は全くないと伝えていた。一方、上海RTSは、黄岩島は中国固有の領土である。上海RTSの記者が岩礁の上陸、「以前この場所には中国国旗があった。フイリピンが爆破されたあとがある。」などと実況放送しながら、中国国旗を立てる様子を写していた。

フランスF2が、オランド次期大統領は「普通」の大統領であることを自らも任じているが「超」普通の大統領であることを昨晩、夜11時外出中、彼を抱きしめたい人が突然現れSPが慌てる場面があった。ところが本人は満足しているようだった。公式にはミッテラン、普段はシラクだとの評がもっぱらだと紹介していた。

米ABCがオバマ大統領が同性愛者を認める発言を個人的発言としながらも行ったと単独インタビューの様子を時間を割いて流していた。世の中変われば変わるものである。世の中の動きが冒頭のサイバー攻撃やフエエイスブックに見られるように急激なスピードで変化しえいる。今更年寄りが心配しても始まらないが、動くことを生来、苦手科目としている日本人の将来が気がかりでならない。(了)

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猪熊佳子日本画展風景・京都高島屋(スケッチ&コメント)

2012-05-10 06:13:13 | スケッチ


猪熊佳子日本画展風景・京都高島屋

江嵜企画代表・Ken



猪熊佳子日本画展が、京都高島屋6F美術画廊で5月19日まで開かれている。
初日の9日、楽しみにして個展会場へ出かけた。お祝いにかけつけた
日本画教室の仲間と猪熊佳子先生を囲んで、記念撮影出来幸いだった。

ゆったりとした会場正面には、銀箔100号「Silve Snow」を
はさんで、180X400の大作、右に「煌めく森へ」、左に「彼方へ」
がいきなり目に飛び込んで来た。会場の様子をいつものようにスケッチした。

今回の作品は、約30点、6号、8号などの小品も多い。しかし、「森を往く」、
150X240,四曲一隻の屏風絵もそうだが、大作が見る人を圧倒していた。
今回のいま一つの特徴は、銀箔9点をはじめ金箔、青金箔の作品が多く、
「箔」効果によって、作品に一層の輝きを生みだしていた。

猪熊佳子先生は、今回の個展用に作成され画集の巻頭に「山や森を
歩いていると、全てが生命に満たされ共に生きる絆を感じます。
金箔、銀箔を使い美しい絵具の力を借りて、光を呼び、風が吹き抜け
ますように、畏れと尊敬を込め、生命を描き留められればと創った
作品です。それぞれの森を感じて下さいましたら幸いです。」と
書いておられる。

京都展のあと、大阪展(5月23~29日)、東京展(6月6~12日)、
米子展(6月20~26日)とそれぞれ高島屋美術画廊で開催される。
お時間の許す限り、一人でも多くの方に猪熊絵画の真髄を見て
いただければ幸いである。(了)


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