フェイスブックの株価は、週明けの21日のナスダック市場で、失望売りから11%安、34.03ドルで取引を終えた。21日付けのWSJ紙電子版は、同業のグーグルの株価と比べて4倍高い。多くの投資家が損失覚悟の大量の売りを出した。一方、同じナスダックアップル株は上げ、ナスダック指数全体を68ポイント上げに貢献したと書いていた。
週末ワシントン郊外、キャンプデービッドで開かれたG8会合で、ギリシアのユーロ圏残留で一応コンセンサスを得たこと7日連続で下げていた反動も手伝い、買い戻しが入り、NYダウは、先週末比135ドル高、12,504ドルで取引を終了した。この日のNY株反発には、中国の温家宝首相の中国経済について楽観見通しを語ったことも相場を支えたと今朝5時45分から放送の「モーニングサテライト」のキャスターが解説していた。
「ワールドWaveMorning」ブルームバーグに出演したトレーダー、Keith Bliss氏は「フェイスブック株値下がりは高値を見越して用意したカリ株を処分した結果起こった。長期に同株を保有したくない空気が強まった。私もそうだ。」と話していた。走ると思って乗った馬が走らない。直ちに乗り捨てて別の馬に乗り換える。この日のフェイスブック株の動きは、狩猟民族ならではの早技を見せ付けた格好だ。
「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三井住友銀行、森谷亨氏は「ギリシャがG8に留まる方が望ましいとのコンセンサスが得られ、やや進展がみられた。外国為替市場では、1ユーロ=1.28ドル台、1ユーロ=101円台までユーロが戻した。23日開催予定のEU首脳会議待ちだが、方向は見定めがたい。」などと話していた。「モーニングサテライト」に出演したシィティバンク、尾河眞樹氏は「あくまでポジション調整の結果ユーロに買い戻しが入った。ユーロ買いが一巡すればユーロは再び下落に転じる」と話していた。
21日のNY外国為替市場で、1ドル=79.28~30円、1ユーロ=101.58~62円で取引された。対ドルでのユーロ買い戻しの流れを受けて、NY原油(WTI)先物相場はバレル1.09ドル92.57ドルで取引された。リスクを取って十分腰をいれて取り組んでいる様子は見られない。
その他の「ワールドWaveMorning」では、英BBCがイエ―メン軍事パレード中爆弾テロが発生し、兵士中心に96名が死亡したと伝えていた。フランスF2がNATO会議に初めて出席した仏オランド大統領の動静を伝え、公約のアフガニスタンからのフランス軍撤退の表現を「修正」、特殊部隊は残すと含みを残したと伝えた。NATO会議では、米イージス艦を地中海に配備するなどミサイル防衛システム具体的適用について議論された。ロシアは反発していると解説していた。
会議は踊る。政治、経済、軍事全てが一枚岩でないことを世界が露呈した週明けとなった。(了)
週末ワシントン郊外、キャンプデービッドで開かれたG8会合で、ギリシアのユーロ圏残留で一応コンセンサスを得たこと7日連続で下げていた反動も手伝い、買い戻しが入り、NYダウは、先週末比135ドル高、12,504ドルで取引を終了した。この日のNY株反発には、中国の温家宝首相の中国経済について楽観見通しを語ったことも相場を支えたと今朝5時45分から放送の「モーニングサテライト」のキャスターが解説していた。
「ワールドWaveMorning」ブルームバーグに出演したトレーダー、Keith Bliss氏は「フェイスブック株値下がりは高値を見越して用意したカリ株を処分した結果起こった。長期に同株を保有したくない空気が強まった。私もそうだ。」と話していた。走ると思って乗った馬が走らない。直ちに乗り捨てて別の馬に乗り換える。この日のフェイスブック株の動きは、狩猟民族ならではの早技を見せ付けた格好だ。
「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三井住友銀行、森谷亨氏は「ギリシャがG8に留まる方が望ましいとのコンセンサスが得られ、やや進展がみられた。外国為替市場では、1ユーロ=1.28ドル台、1ユーロ=101円台までユーロが戻した。23日開催予定のEU首脳会議待ちだが、方向は見定めがたい。」などと話していた。「モーニングサテライト」に出演したシィティバンク、尾河眞樹氏は「あくまでポジション調整の結果ユーロに買い戻しが入った。ユーロ買いが一巡すればユーロは再び下落に転じる」と話していた。
21日のNY外国為替市場で、1ドル=79.28~30円、1ユーロ=101.58~62円で取引された。対ドルでのユーロ買い戻しの流れを受けて、NY原油(WTI)先物相場はバレル1.09ドル92.57ドルで取引された。リスクを取って十分腰をいれて取り組んでいる様子は見られない。
その他の「ワールドWaveMorning」では、英BBCがイエ―メン軍事パレード中爆弾テロが発生し、兵士中心に96名が死亡したと伝えていた。フランスF2がNATO会議に初めて出席した仏オランド大統領の動静を伝え、公約のアフガニスタンからのフランス軍撤退の表現を「修正」、特殊部隊は残すと含みを残したと伝えた。NATO会議では、米イージス艦を地中海に配備するなどミサイル防衛システム具体的適用について議論された。ロシアは反発していると解説していた。
会議は踊る。政治、経済、軍事全てが一枚岩でないことを世界が露呈した週明けとなった。(了)