LIHITLAB株主総会風景
江嵜企画代表・Ken
大阪中央区農人橋に本社のある事務用品メ―カー、L社の本店会議室で
開かれた第64回株主総会に出席した。いつものように会場の
様子をスケッチした。
どこの会社にもこの手の御仁はおられる。議長にたしなめられるまで、
わが者顔で質問を延々続けた、議長から見て右手前方、オツムが白く
光って見えるおじさんには参った。
何を目的として株主総会に出ていくのか。社長さんが、出来るだけ
多くの出席株主に質問の機会を与える、その上で、質問にどのような
受け答えをされるかを確認するためである。
件のおじさんのような人がいると、株主総会そのものがぶち壊しになる。
来年、当社がどのように対応されるか、改めて注目したい。
当社の業績は、諸般の厳しい環境下では、売り上げ前年比ほぼ横ばい
0.6% 増、約88億円、営業利益は同43%増4億8,000万は大健闘である。
ベトナム生産子会社が生産性向上と経費節減に貢献したとの説明が
当社の将来のカギを握っていると実感した。
売り上げ88億の37%がファイル、21%がクリア―ブック、
23%が収納整理用品、その他事務用品16% ,残りが不動産
賃貸の事務用品メーカーである。業績の足を引っ張ったのは、
法人需要の落ち込みだと指摘していた。
配当は年5円だが株価は190円前後で低迷している。せっかく新製品開発に
力を入れても、肝腎の景気が回復しないと目に見えた業績回復につながら
ないのかもしれない。一にもニにも景気回復が待たれてならない。(了)