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日本のGDP発表データが一時、NYダウ、90ドル安をリードした?!:シュナイダ―恵子氏

2012-08-14 11:31:11 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ロンドンオリンピックが現地12日閉幕した。英BBC,ロシアRTR,フランスF2,中国CCTV,上海RTSが、それぞれのお国ぶりを交えながら成果を謳い上げた。英BBCは「イギリスが、オリンピックの素晴らしさを示すことが出来たことを誇りに思う。」と番組を結んでいた。ロシアRTRは、メダリストが続々帰国する様子を伝え、ロシアチームが今までメダルを全く取れなかった競技、男子バレー金メダルは快挙だと称えた。フランスF2はオリンピックメダリストがシャンゼリゼ通りを凱旋、北京オリンピックの時は5万人だった。今回は8万人が歓迎したと伝えた。

上海RTSが世界の放送局の放送を紹介しながら、中国選手の活躍を知らせる放送のスタイルが面白かった。中国CCTVは、金メダル38獲得を取り上げたあと、水泳種目で世界記録を含めて10ケの金メダルを取ったことは特筆すべきだと称えた。オリンピックはアメリカと中国の争いであると評価した後、今回のオリンピックではアジア勢がメダルの1/3を占めたこと、中国選手の中で特に若い世代が活躍し、メダルの62%を獲得したと伝えた。最後に、中国人選手は、負けた後も勝者を称賛するなど優れたスポーツマンシップを発揮したと、CCTVテレビが敢えて取り上げていたところも面白かった。

ドイツZDFはオリンピック関連のニュースはなぜかなく、メルケル首相は、3週間のバカンスを終えて執務に着いた。気力、エネルギーともに満ち満ちている。しかし、ユーロ危機問題処理を巡って野党の攻勢にさらされている。ドイツは2014年の選挙でメルケル続投かどうかを決めることになる。ドイツは、ユーロ問題に加えて、エネルギ―政策、個人情報処理問題など解決を迫られている問題が山積しているなどと紹介していた。

ユーロ関連では、13日付けWSJ紙電子版は「EuroClimsAbove$1.23」のタイトルで、ユーロが対ドルで1.23ドルを上回った。これはスペイン、イタリア国債のコストを下げるためのユーロ債購入を増やすことを先取りした動きであると書いていた。記事は、しかしながらと前置きして、ドイツ政府が、ESM(欧州安定メカニズム)のユーロ債購入は憲法違反であると新たに提訴された。ユーロ相場の先行きは依然不透明だと釘をさしていた。

米ブルームバーグは、週明け13日、NYダウは38ドル安、13,169ドルで取引を終えた。債券が売られ10年物米国債利回りは1.666%へ上げたと伝えた。NY原油(WTI)はバレル92.73ドル、NY金はトロイオンス1,609.60ドルで取引を終えた。NY外国為替市場では、1ドル=78.30~34円、1ユーロ=96.58円で取引された。朝5時45分放送のモーニングサテライトに出演したシティバンク、尾河眞樹氏は方向感をつかみにくい状況だと解説していた。今朝6時台のワ―ルドWaveMorning(経済情報)に出演したシュナイダ―恵子氏は「日本のGDP発表が予想以下だったことで、NYダウが一時90ドル下げた」と解説していた。(了)

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