ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

朝顔&小菊(スケッチ&コメント)

2012-08-05 06:56:13 | スケッチ


朝顔&小菊

江嵜企画代表・Ken



連日の猛暑も、こちら神戸では、朝5時台はさすがに涼しい。なでしこジャパン4強を確かめたあと仮眠、前日つぼみだった朝顔のスケッチに例の更地へ出かけた。やわらかいピンク色の朝顔が期待通り咲いていた。前日夕方、明日来るからと彼女たちに約束していた。まだ開きかけの花もあった。前日のつぼみの様子から、せいぜい4~5枚かなと、思っていた。ところが、わたしも入れてと言わんばかりに、まるで集合写真のように賑やかに咲いており、正直、びっくりした。左隣りの白、右少し奥の黄色の小菊を入れてスケッチした。

8月4日のこの日は、JR大阪三越伊勢丹6階美術画廊で、第4回Nihonga・京展のギャラリートークが午後2時からあった。出展作家がご自分の作品の前で絵にまつわるエピソードを語ってくれる。猪熊佳子日本画教室の仲間も大勢駆けつけていた。猪熊佳子先生は、八ケ岳の森の風景を二枚描かれた。やわらかい木漏れ日の感じを出したく思い悩んでいたところ、イメージぴったりの箔が手に入り、描くことが出来たと話しておられた。森の命を見る人に感じさせる力作だった。

この日のトークでは「牡丹の水平線」という50号の作品を描かれた西嶋豊彦氏の話が特に印象に残った。「日本海をスケッチしながら、水平線に波が寄せている姿と、根から吸い上げられた水が、牡丹の花の中心に集まって来る姿と同じだと感じた。そんなイメージからこの絵が出来た。」と話された。「湧水のように」と題する10号の作品では「葉っぱを借りて湧水と風を表現した。湧水も風も目に見えない。見えないものを感じて絵に表現してみたかった。」という説明が新鮮だった。

是非描いてみたい。その気持ちがまずないと絵は描けない。かねてから朝顔を是非描いてみたいと思っていた。水心魚心という言葉がある。花を描いているのであるが、花と交わす心がたまたま絵となるのではないか。花はその時々の描く人の心の鏡だといつも思う次第である。(了)

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