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ギリシャのユーロ離脱も選択肢の一つ、ドイツ連銀、ECBの無制限国債買い入れに断固反対

2012-08-21 09:51:57 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


日本列島では30℃を超える猛暑日が続いている。ところが、東ヨーロッパの今年の夏は異常に暑い。プラハは39℃で平年より12℃、ワルシャワは32℃で9℃,ウイ―ン36℃で10℃それぞれ平年より気温が高かったとワ―ルドWaveMorning「世界の天気」コーナーで解説した。ロシアRTRがデンマークの海水浴場で南欧の気分だと喜ぶ家族の様子を紹介した。

フランスF2は、30℃を超えた県は33から16へ減り、暑さも峠を越しつつあるが、バカンス明けの月曜日のパリは35℃、仕事を始めた溶接工が「外が暑いのは仕方ないですよ。慣れてますから。」と語る様子を紹介していた。一方、オランド大統領は、普通の人のようにバカンスを過ごしての初仕事の月曜日、治安悪化が伝えられる中、仕事をしていないと野党に噛みつかれた。その影響か、アナン特使の後任ブラヒミ国連シリア問題新特使を派手に出迎え、ポースをとった。先が心配だと、辛口で紹介していた。

ドイツの週刊誌シュピ-ゲルが週末流した、スペイン国債救済にECBが無期限、無制限に国債買い入れのニュ-スにドイツ連銀が断固反対を表明したとドイツZDFが伝えた。一方、ドイツ、チエスターべレ外相がギリシャ、アブラムプロス外相と会談、ギリシャの改革引き延ばしは一切認められないとはねつけたと報じた。ドイツはギリシャのユーロ離脱も選択肢だと発言したと伝えられ、これを受けてスペイン株価は1.2%安と急落したとスペインTVEが伝えていた。

週明け20日付けのNY市場では、欧州からの悪い便りを受けてNYダウは下げて始まったが、アップル社株値上りから値を戻し、前週末比横ばいの3ドル安、13,217ドルで取引を終えた。ワ―ルドWaveMorning(経済情報)に出演した三井住友銀行、森谷亨氏は「欧米市場はバカンスシーズンで、8月末から9月中にかけてのイベント待ちで方向感のない相場が当面続く」と淡々と話していた。外国為替市場では1ドル=79.44~47円、1ユーロ=98.05~10円で取引された。10年物米国債利回りは1.811%と横ばい、NY原油{WTI}はバレル95.97ドル,NY金相場はトロイオンス1,620.10ドルと小動きだった。

その他のワ―ルドWaveMorningの今朝のニュースでは、中国CCTVが日本の右翼グループが尖閣に上陸し、日米合同軍事演習が始まった。アメリカの古い同盟国、日本、韓国、フイリピン全てが、中国をターゲットに置いて、中国の動きをけん制している。今回、日本の尖閣上陸は中国を挑発した。中国封じこみ、中国弱体化を狙っていると伝えていた。韓国KBSは来年行われる大統領選挙での与党セヌリ党候補にパク・クンへ氏を指名したと伝え、竹島について聞かれたパク氏は「竹島は韓国の領土である。自分の政策になんら変わりはない。」と答えたと紹介した。領土問題は益々エスカレートしそうだ。

政治も経済も大袈裟でなく戦争前夜の雰囲気が出て来た。リ―ダ―の真価が今、問われている。(了)

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