ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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ECBドラギ総裁、ECB解決能力なしを露呈、一方、プーチン、

2012-08-03 09:50:19 | 経済学
柔道男子100キロ級ロシア金メダルで上機嫌で英国をベタ褒め(学校で教えてくれない経済学)


「Dragi is playing wih fire(ドラギは危険なゲームを行っている」と投資会社、NorthernTrustCEO,JimMcDonaldは話したと1日付けのWSJ紙電子版は書いた。ドラギECB総裁は、「ユーロを守るためにはあらゆる手を打つ」と誓約した。ところが1日開かれたECB理事会後の記者会見で、具体的対策は出なかった。ECBが欧州金融問題解決に当事者能力がないことを天下に示したとJimMcDonald氏は話したと紹介した。

ドラギ記者会見後、欧州株は下げに転じ、フランクフルト2.2%,パリ2.7%,ロンドン0.9%それぞれ値下がりした。問題のスペイン株は5.2%、イタリア株は4.6%大幅値下がりした。ドラギ会見のあとユーロが売られ、1ユーロ=1.2152ドル(同95.27円)まで値下がりした。NYダウは前日比一時200ドル近く値下がりした。あと金曜日発表の米雇用統計を見定めたいとの空気から戻したが、前日比92ドル安、12,878ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル2%安、87.30ドル、NY金はトロイオンス9.69ドル下げ1,588.90ドルで取引された。

朝7時から始まる「ワールドWaveMorning」では、ドイツZDFがECB理事会の様子を取り上げ「ECBは問題国の国債を買い支える件で具体的内容がなかった。南ヨーロッパは賛成したが、ドイツと北ヨーロッパと意見が合わなかった。ECBが、ESM(欧州安定化基金)の代わりは出来ないことがはっきりした。一方、格付け会社ムーディーズはドイツ国債に対してトリプルAを維持した。同社は先日ドイツをマイナスに評価していた。」と紹介していた。米ブルームバーグにディ―ラーのMogavedo氏が久しぶりに登場、MattMiller記者とやりとりした。「取引所は短期的に売ったり買ったりする場です。(ECB,ドラギ発言について聞かれて)ヨーロッパは時間がかかり過ぎるのです。今は問題が多すぎます。私は、一貫して弱気ですよ。」と話していた。

ロシアRTRが、柔道男子100キロ級でロシア選手がモンゴル選手を背負い投げで一本勝ち、金メダルを獲得、観戦中の柔道黒帯のプーチン大統領は大喜びで、プーチン大統領に手荒い祝福を受ける様子を写していた。画面は変わりプーチン大統領がカメロン英首相を訪ね、オリンピック開催国イギリスに賛辞を送った。さらにイギリスの体験をロシアは学びたいと持ち上げた。今回のロンドン訪問はオリンピック観戦で招待されたものであるが、2005年以来初、シリア問題、エネルギー問題について意見交換した。ロシア英国間の貿易は昨年200億ドル(1日のNY相場:1ドル=78.22円換算、1兆6,000億円)に達し拡大が期待されると解説していた。

近着のニューズウイーク誌日本版では、米共和党大統領候補、ミット・ロムニー氏が、カメロン首相にさんざん悪態をついた。アメリカ最大の盟友イギリスをコケにしたと書き「ロムニーに大統領になる資格があるかって?愚問だろう。」と記事は結んでいた。ロムニーの先の失態を先刻承知の上で、プーチンはカメロンをべタ褒めしたに違いない。(了)

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阪神なんば線車内風景(スケッチ&コメント)

2012-08-03 08:59:12 | スケッチ


阪神なんば線車内風景

江嵜企画代表・Ken



JR住吉駅からモノレールで一駅の阪神魚崎駅で阪神なんば線、奈良行き快速急行に乗車、難波まで出かけた。通常は阪神御影から特急に乗り、尼崎で乗り換えなければならない。あっという間に尼崎に着く。この日は難波までダイレクトに行けるので多少のゆとりが生まれる。たまたま座った前の座席に外人さん、あと3人は日本人が座った。左端の男性が英語で身ぶり手ぶりで話し始めた姿を見て、これは絵になると思いスケッチブックを取り出して描いた。

ここ数日、猛暑続きである。1ケ月前に誕生祝いを無事済ませたばかりだが、98歳の義母の陣中見舞いが、この日、阪神なんば線に乗った目的の一つだった。思い立ったら吉日といつも突然の訪問だが相好を崩して迎えてくれた。帰路高島屋で、この日8月1日が初日の「100歳の詩人、柴田トヨ、くじけないで展」を堪能した。14日まで開催している。6時からJR大阪三越伊勢丹でのNihonga/京、オ―プ二ングレセプションが控えていたので、中座したが、なかなかの中身の濃い展覧会だった。 

オープニングレセプションには、出品作家ほとんどが列席しておられた。日本画家、森田りえ子先生は所要がありお会いできなかったが、日本画家、猪熊佳子先生とお話し出来幸いだった。Nihonga/京展は今回で4回目だが、初日レセプション開催は始めてとのことだった。4日午後2時からは同会場でギャラリートークが予定されている。わが日本画教室の仲間もこの時は顔を見せると聞いている。

会場でさるご婦人と立ち話をする機会があった。油絵を若いころからやっていた。日本画は難しいと話していた。肝心の絵の話はそれだけ。戦争が終わった年が17歳だったことから始まり、NHK番組「ラジオ深夜便」のアナに習って、ご婦人の話をひたすら聞いたせいもあろう、太平洋戦争時代の苦労話が次々と出て来た。年寄りの話を聞く人がいなくなったので、目の前に聞き手が現れると、爆発する。

義母をほぼ月一回訪れる目的の大半は彼女の少女時代含め、若いころの出来事をひたすら聞くことである。話すに及び、ほほが間違いなく紅潮してくる。リハビリの原点はひたすら聞き手に回ることにつきると思う次第である。(了)

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