なでしこジャパン、フランスを破り決勝へ、東電事故直後の様子を画像にぼかし入れ公表、

彼我の差は余りにも大きい（学校で教えてくれない経済学）


なでしこジャパンがフランスを2-1で下し決勝に進んだ。前半32分に大儀見優季が、後半4分に坂口夢穂がゴールを決めた。フランスは後半31分にゴ―ル、直後にPKを取られた時は正直危ないと思った。幸い相手ミスに助けられた。その後も執拗なフランスの攻撃は続いた。なでしこはからくも凌いだ。明け方の4時前だった。朝7 時台放送のフランスF2は、フランスは女子サッカーで日本に敗れましたと一言でおしまい。よほど悔しかったのだろう。

ドイツZDFはオリンピックの話題はなし。シリア、リヤド・ヒジャブ首相がヨルダンへ逃れた。アサド政権の崩壊が早まるかもしれないと伝えた。ドイツZDFは、ドイツでの訓練生不足が深刻化している。多くの企業、特に中小企業が問題視している。数学と物理の知識不足が目立つ。ある調べによれば訓練生７万に応募が6万に満たない。今後はより多くの訓練生を外国から見付けざるを得なくなるだろうと解説していた。

米ブルームバーグは、休み明け6日のNY証券取引所の様子を伝え、ＮＹダウは一時90ドル近く上げたが、引けにかけて失速、前日比21ドル高、13,117ドルで取引を終えた。MattMiller記者は「ドイツメルケル首相がECBを支援すると語ったと伝えられ、相場を支える場面もあった。しかし、この日は6億株以下の極端な薄商いだった。」と株式市場への参加者の少ないことが相場を不安定にさせている理由の一つだと解説していた。AlixSteel記者は米農務省が作柄レポートで作柄良はトウモロコシで23%、大豆で29%だった。大豆は回復の余地はまだある。しかし、トウモロコシは手遅れだ。在庫データが下方修正されたなどと紹介していた。NY原油【WTI】はバレル91.95ドル、NY金はトロイオンス1,613ドルで取引を終えた。

6日のNY外国為替市場ではドルが対ユーロ、円共に売られ、対ドルでユーロは、1ユーロ=1.2393ドル、１ドル＝78.25円で取引されたと6日付けのＷＳＪ紙電子版に書いていた。ＷＳＪ紙によれば、ドラギECB総裁はECBが短期国債買い入れを考えていると伝えられ低下したと書いた。こういう記事を読んでいると、ICU（集中治療室）に家族を置いて、日々担当医からのデータにやきもきしている姿をどうしても連想してしまう。

日本では問題が表面化して始めて騒ぐ。新聞が取り上げなくなるとすぐに忘れる。6日夜のNHK報道特集で広島原爆の際の黒い雨を正面から取り上げていた。7日朝、豪ABCは東電が原発事故直後の様子を公開した。日本国民の世論で公開せざるを得なくなったからだと解説していた。黒い雨は67年間隠していた。「臭いものに蓋」をしても放射能そのものの危険が消えるわけがない。東電の今回の公表は何が何でも放射能問題を解決するのだという誠意も執念も感じられない。特に勝利に対する執念においてなでしこジャパンとの彼我の差は余りにも大きい。（了）

芙蓉全開(スケッチ＆コメント）

芙蓉全開

江嵜企画代表・Ken



芙蓉の花の第一弾を描いたのは、７月２１日だった。２週間以上たったが、その間、こちら神戸は、雨が降らない。しかも、連日３０℃を軽く超える猛暑で、足元はカラカラ状態だが、芙蓉は,雨などお構いなしに、どんどん花をつけ、今まさに盛りを迎えている。

実は、この日は、朝顔第二弾をスケッチするつもりだった。５時台ではまだ半開きだということがわかった。それで止むなくと言うと、芙蓉さんには悪いが、この時間帯はさすがに涼しく、芙蓉に声をかけながら、楽しくスケッチすることが出来幸いだった。

紅葉葵も３日と置かず新しい花をつけている。ムクゲも８月一杯は咲き続ける気配である。もうおしまいだと思っていたキキョウも時の勢いはさすがにないが、今も咲き続けているのには頭が下がる。前にも書いたが、誰が植物人間という差別表現を使うようになったのだろうか。芙蓉に限らない。植物は本当に元気である。（了）