ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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金融緩和期待からNYダウ51ドル高、500種平均1,400突破、一方、8日から「夏の甲子園」開幕

2012-08-08 09:53:33 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)の秘密兵器」と題する記事で、アマゾンがロッカー配送を積極化すると8月8日付けのWSJ紙電子版に出ていた。米国内でもせいぜい50か所程度と少ない。特に中国など自宅がないなど送り先が分からないケースが多い外国で伸びる。俗にアダルト商品と呼ばれる商品はオンラインによる注文に多い。ロッカーはウオルマート、セブンイレブンなどの小売店売り場や駅構内など様々な選択肢がある。将来、オンラインによる買い物が増えていく。最寄りの指定ロッカーで受け取ることが出来ればさらに売り上げが伸びる可能性があるとGregBensinger記者は書いていた。

一方、6日付けのWSJ紙電子版に「欧州消費者、財布のひも締める」のタイトルで、ヨーロッパ景気が日増しに悪化する中、オンライン・ショッピングだけは伸びているとSamSchechner記者が書いていた。外食を減らす家庭も増えている。ヨ―ロッパ経済はドイツひとり勝ちの状態だが、それも輸出が頼りで、6月の政府統計でも国内には陰りが出ている。少しでも家計費を減らしたい。一年前には週3回外食していたが昨年旦那さんが失業後は家で作ったサンドイッチだけ食べていると語る43歳の主婦の声は極端なケースとしてもバカンスを取りやめたというフランスの例は一般化しつつあると書いていた。ドラギECB総裁が国債買い上げを強調する背景には、欧州経済の不振が足元に確実に忍びよって来ている証かもしれない。

7日のNY証券取引所では、ボストン連銀のEricRosengren総裁が、アメリカで失業率が下がるまでは追加の金融緩和は欠かせないと発言、9月13日開催予定の米FOMC会合にはQE3(量的金融緩和第3弾)必至との思惑から原油(WTI)がバレル93.45ドルへ の上昇を受けて資源株高がリードしてNYダウは前日比51ドル高13,168ドルで取引を終えたと7日付けWSJ紙電子版に書いた。NY外国為替市場では、NY株高の流れを受けて円売りドル高、1ドル=78.63~65円、1ユーロ=97.49~50円で取引された。

今朝5時45分から放送のモーニングサテライトに出演した新生銀行、政井貴子氏は、ユーロ相場に触れ、「閑散に売りなし」と指摘、ドイツからの雑音が徐々に減って来ている。ユーロ買い戻しの流れか、と指摘していた。同じく「モーニングサテライト」で、イタリアの4~6月期GDPが0.7% 減、前期1~3月期は0.8% 減だったと紹介していた。スイスの外貨準備高が前月比11%増加,日本円換算で33兆円となりこれはスイスのGDPの71%を占める。スイス銀行がスイスフラン売り、ユーロ買いを進めた結果であると解説していた。

オリンピックでは男子サッカーはメキシコに敗れた。しかし、女子バレーでは、中国を最終5セット目で破り4強となった。卓球団体女子は中国に敗れたが銀メダルである。こちら神戸は朝から快晴、午前9時からの開会式を皮切りに15日間の「夏の甲子園」が始まる。優勝校は22日に決まる。連日猛暑だが暦では立秋。甲子園が終われば秋の訪れは近い。(了)

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