ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

昨日の講習もおもしろかったですねー! ビックリしたでしょう (頭蓋JAAの巻)

2014-09-29 18:49:18 | 診断即治療と虹彩学


昨日は「頭蓋JAA」の講習をしたのですが、メッチャクチャおもしろかった。

自分で言うのも何ですが、凄いテクニックを発見したものです。(^―^) ニコリ

受講生の一人からメールが届きました。

==========================================
本日も運命学、実践塾ともに参加させていただきまして、
ありがとうございました。
盛り沢山な内容でとても濃い一日でしたが、大変勉強になりました。
なぜあのように沢山の反射区を発見できるのか、あらためて敬服いたします。
ありがとうございました。
==========================================

私自身も、何故あのような反射区を発見できたのか不思議に感じています。

何故でしょう。

私にもわかりません。何故でしょう。(^_^;)

多分ですが、「顎関節矯正鍼」の研究をした時に、骨盤と頭蓋骨の関係、頭蓋骨と顎関節の関係などをちょっと勉強したこともあるからだと思います。
そして、基本は七星論ですので、やはり七星論の理論が頭に沁みついていたことも大きな要因です。

それはそうと、何がメチャクチャおもしろかったというと、普段自分では感じてない体の歪みを、患者さん役の体を押したり手足を動かしたりして確認し、その確認した部位と対応する1点を押したり、1穴に刺鍼したりして歪みを調整しますので、かなり納得できたと思います。

ところが、あまりに簡単に歪みが調整されるので、不思議な顔をしたり、きょとんとした顔をしたりする人が多かった。(^_^;)
しかし、テキストにはイラスト入りで診断点を書き入れてあるので、ゆっくり読めば理解できると思います。

「へー!」とか、

「あれっ、ほんとうだ!」とか、

「こんなに簡単なの?」という声が聞こえる中、

時間を気にしながらの講義でしたので、かなりスピードアップして講習は進めましたが、普段全く意識しないところに歪みがあるので、それを見つけて調整してあげれば、必ず患者さんに喜ばれるということだけは頭に残ったのではないでしょうか。

つまり、鍼灸だと、患者さんの主訴を治療するのが基本ですが、当該JAAは、主訴と関係ないところにひずみを見つけて、それを調整することができるのです。

しかも、たったの1~2分で、診断から治療まで済むのですから、治療師がこのテクニックを身に着ければ、きっと有名治療院になるに違いない。

受講された方々は、早速きょうからそのテクニックを使って、患者さんと一緒に笑いながら治療していると思います。


DVDは、今週中には編集するつもりですので、編集が終わりましたら、このブログでお知らせ致します。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作家、山本一力さん大いに語る:よみうり読書芦屋サロン(スケッチ&コメント)

2014-09-29 12:20:05 | スケッチ


作家、山本一力さん大いに語る:よみうり読書芦屋サロン

江嵜企画代表・Ken


芦屋ルナホールで9月25日午後2時から第36回よみうり読書サロンがひらかれた。この日のゲストは、作家の山本一力さん、聞き手の読売新聞、文化生活部、西田朋子さんとの呼吸もピッタリ、約1時間半のトークショーを堪能した。

話し始めて数分後、話が俄然熱を帯びてきた。「照明のライトが熱いですね。失礼ですが」と一言おいて、山本さん、着ていた背広の上着を脱いで椅子に掛けた。会場は350人の山本一力ファンでほぼ満席。舞台の袖からスケッチした。

山本一力さん。今年66歳。14歳のとき中学3年で高知から上京。新聞配達をしながら中学、高校を卒業。その後、職場を転々と変えた。後年、事業に失敗。巨額の借金を背負った。40後半で一大決心して作家に転身、12年前、平成13年「あかね空」で直木賞を受賞、現在月16本の連載小説を書く、売れっ子作家になった。

山本さんのゆっくりとした語り口調にまず魅せられた。聞いていて話に思わず引き込まれるとはこのことだなと思いながらメモした。前に座った紳士が黙々と一言も聞き逃さないぞと言わんばかりにメモしていた。こんな光景を目にするのは初めてだった。

「今の日本に本物の大人がいなくなった。」と過去形で話した言葉が一番印象に残った。「過去形で言いましたが、そうなんです。」とあえて「過去形」を強調した。高知で過ごした少年時代でも東京の職場でも自分の周りに様々な本物の大人がいたと話した。

「本物の大人に自分を育ててもらった。大人が堂々としていた。おとなが持っている技がすごかった。そんな職人がごろごろいた。みっともないことをするな。恥を知れ。自分を安売りするなと怒鳴られた。」と話を続けた。

よみうり読書サロンは原稿用紙9枚、3,600字に書いた小説が読売新聞に掲載される。今回は「どぜう」のタイトルでの時代小説で、9月4日付け読売朝刊に掲載された。「締切日の8月25日にNYマンハッタンから原稿が届いたのでびっくりした。」と聞き手の西田さんが裏話を披露した。続けて「江戸の話をどうしてマンハッタンから?資料は?」と尋ねた。

「資料は文明の利器、パソコンがあります。それにマンハッタンには昔の江戸と同じようにひとりひとりの大人が本物の大人として生きている。」と山本さん。「ライバル店が軒を連ねている。同じ水を売っているが値段が違う。『値段が違うではないか』というと『よそで買ってくれ』と追い出される」と山本さん。

「マンハッタンには人と人と対話がある。ひとが人を相手にして商売している。」と山本さん。「日本は今、機械がひとと商売している。」「電車の中ではスマホ、新聞を読まない。」と話は続いた。

今回の講演では「昔の大人は見返りを求めなかった」という言葉も印象に残った。母親から「十分足りているのに欲しがるな。人と自分を比べる必要なんかない。』とよく言われた」「孝行したいときには親はなし。」『足るを知る』という言葉の意味も母親がいなくなってから分かった。

今回、3600字の小説を仕上げて今まで原稿用紙50枚も60枚も書いていたが,いったいそれがなんだったのかと頭を打ちのめされた。これからの作品の転機になる」と話を結んだ。1時間半の間、いろいろな話が出た。紙一枚に書ききれない。今なぜ、山本一力なのか、その一端を垣間見ることができたような気がする。よみうり読書、芦屋サロンに感謝である。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする