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EU対ロシア経済制裁12日から実施、ロシア株、ロシアルーブル、年初から20%値下がり、

2014-09-12 10:30:42 | 経済学
一方、早期米利上げ観測から1ドル=107円(学校で教えてくれない経済学)


スコットランド独立賛成派への支持率が最新の世論調査で後退したと伝えられて英ポンドは対ドルで1ポンド=1.6237ドルまで前日比0.2%回復した。スコットランドの大英帝国からの独立が決まればRBS(ロイヤル・バンクオブスコットランド)とロイズが拠点をエジンバラからロンドンに移すと11日発表した。スコットランド民族党(SNP)のサモンド党首は「政治的策略だ」と11日語ったと11日付の米ブルームバーグニュースが伝えた。一方、12日朝放送のスペインTVEは「スペイン、カタル―ニア州独立を決める住民投票を11月10日に控えて、マドリードで独立賛成を叫んで170万デモが行われた。ある参加者は「スペイン政府は我々を余りにもないがしろにした。」と話す様子を伝えていた。

一方、EUは5日に決めた対ロシア制裁実施をメンバー内の意見調整に手間どっていたが、12日に発動する。ただし、ロシアがウクライナ東部での停戦合意で誠意を見せれば直ちに解除するとパンロンバイEU大統領が発表したと11日付ブルームバーグニュース電子版は書いた。スペインTVEは12日朝の放送で「EUは対ロシア制裁第2段を実施することを決めた。ロシア株、ロシアルーブルはすでに年初から20%値下がりしている。対ロシア第2次制裁で2014年のロシアのGDPは1.5% 増にとどまる。2015年はさらにGDPを5%押し下げるだろう。」と専門家の見方を紹介していた。

アメリカはシリアへの空爆拡大を10日決めた。12日朝放送のロシアRTRは「ロシア外務省は『国連安保理違反だ』と声明文を出した。ロシアは新たに中古車と医療品を輸入禁止品目追加検討を決めた」と伝えた。フランスF2は「シリア空爆はリスクが高い。いったん始めれば少なくとも1~2年は続く。フランスはアメリカのシリア空爆に参加しないことを決めた。」と伝えた。英BBCは「シリア空爆は自由シリア軍との調整を必要としている。イギリスのハモンド外相はアメリカの空爆に英国は参加しないと発言した。空爆を始めるとオバマ大統領が退陣後もアメリカはやめられないだろう。」と解説していた。ドイツZDFは「スタインマイヤードイツ外相は『ドイツはシリア空爆に参加しない。』と発表した。一方、「アメリカ、ケリー国務長官はアラブ連合の会合に出席、アラブ湾岸諸国のイスラム国包囲でアメリカ支援について合意を得た」と米ABCは伝えた。

10日、NY市場ではNYダウは前日比19ドル安17,049ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは2.551%へ上昇した。NY外国為替市場では1ドル=107.04円、1ユーロ=138.30円へドル高円安が進んだ。NY原油(WTI)は中東不安を材料に小幅反発バレル92.83ドル、NY金も下げオンス1,237.40ドルだった。原油相場はこの日は上げたがドル上昇の流れを受けて年初来冴えない状況が続いている。12日朝出演の大和証券キャピタルマーケッツアメリカ、大宮弘幸氏は「サンフランシスコ連銀総裁の利上げ前倒し発言以降、ドル買いが進んだ。原油輸入の大幅減少で米貿易赤字がさらに減る。11日日銀黒田総裁が『円安は日本経済にプラスに貢献している。』と発言したあとドル高円安が進んだ」と解説していた。(了)

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