ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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米ISM製造指数大幅改善、米10年物国債利回り上昇、ドル買われ1ドル=105.10円、

2014-09-03 08:51:15 | 経済学
WTIバレル92.88ドルへ急落(学校で教えてくれない経済学)


日本人がアジア主要国の中で最も好意をいだいていている国はインドだったことがピューリー・リサーチセンターの調査で分かった。回答者の63%がインドに対して好意を抱いていた。インド人は回答者の43%が好意を抱いていると答えた。残りの回答者は好意的でないというより特に意見がないだった。インド人が日本への関心が高まっている背景に日本文化の影響が増えていることが挙げられる。インドの有識者は19世紀から日本を高く評価し、日本を規範としてきた。近年では、インドと日本との間に歴史認識をめぐる悪感情はほとんどない。知的で高尚な側面だけではない。日本のポップカルチャーの波もインドに押し寄せている。マンガについて語り合ったりキャラクターのコスプレを楽しむ若者のサークルがインドには沢山ある。インドの主要都市には高級寿司店が必ずある。軍事や経済での協力よりも若者に広まるマンガや寿司への関心が日印関係強化に貢献する。」と最新版9月9日付けニューズウイーク誌日本版でアキレシュ・ビララマリ記者が書いていた。

3日朝5時台放送のインドNDTVは「日本訪問中のモディ首相はインド大使館で開かれた歓迎レセプションで和太鼓に興じ、大歓迎を受けた。」と伝える一方、中国政府は「モディ首相の日本での発言は常軌を逸している。」と発言した。これに対しモディ首相は「インドはインドの価値観で行動する。どこの国も開発と平和に集中すべきです。」と応じたと紹介した後「2,000人集まった経団連での日本の経済人の会合で日本人のインドへの積極的な投資を呼びかけたが、日本人は果たしてインドに進出してくれるのでしょうか。」という言葉で放送を結んでいた。日本政府はインドへ3.5兆円の投融資の一環としてインフラ投資に総額500億円の円借款供与を約束した。モディ氏への「お土産」のつもりなのだろう。

9月2日付けWSJ紙電子版でMiraueuObe記者は、モディ首相の2日の聖心女子大で
講演を紹介した。ある学生が「中国を孤立化させずに日本とインドが協力する事は重要なことはわかる。しかし、無理な話だ。」とモディ首相に質した。モディ首相は『その場所を掃討しようとする人もいるだろう。剣を持って追い払おうとする人もいるだろう。巨大な毛布で覆い隠そうとするかもしれない。しかし、いずれも成功しないだろう。賢明な人は小さなランプを持って中に入るだろう。明かりがともされれば暗闇はなくなる。』と学生に答えた。
モディ首相は通訳を介してヒンディー語で『必要なのは平和と繁栄、民主主義の小さな明かりだけだと思う。暗闇を決して忘れてはならない。』と続けた。モデイ首相は「日本とインドが協力すれば、常にポジティブな方向に進むことができる。」と話を結んだと伝えた。

週明け2日、米ISM製造業指数が予想を大きく上回って改善したが、原油急落でエネルギー株が下げ、NYダウは先週末比30ドル安、17,067ドルで取引を終えた。債券が売られ、10年物国債利回りは2.423%へ上昇した。ドルが買われ1ドル=105.10円、1ユーロ=138.10円とドル円は8ケ月半来の高値を付けた。ドル高の流れからNY原油はバレル92.88ドル、NY金もオンス1,263.70ドルへ共に急落した。ただ原油急落も円安進行で相殺される。(了)

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