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NY原油WTIバレル53ドルへ急反発、ギリシャ債務減免要求撤回と伝えられユーロ反発、NYダウ305ドル高

2015-02-04 11:44:19 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ルー米財務長官は2016年会計年度[15年10月~16年9月]の大統領予算教書について説明し、『米国経済の回復は世界経済の成長を後押ししているが米国以外の世界は原動力として米国だけに頼ることは出来ない』と3日、米下院歳入員会で証言したと3日付WSJ(ウオールストリートジャーナル)紙電子版でNickTimoracs記者は伝えた。同記事は「米オバマ政権は米国経済に満足している。大統領のアドバイザーたちが今心配しているのは世界経済情勢だ。」と書いた。

一方、「NY外国為替市場で、ユーロが3け月余りで最大の上げとなった。ギリシャ政府がユーロ圏諸国への債務免除要請を撤回したと伝えられたことから、ユーロ通貨圏が再び危機に陥ることはないとの楽観論が強まった」と3日付けブルームバーグニュース電子版でAndoreaWong記者が書いた。同記事によれば「バルファキス、ギリシャ財務相は2日夜にロンドンで開かれた投資家との会合で、ECB(欧州中央銀行)とEFSF(欧州金融安定ファシリティー)に対する債務の一部を新発債と交換する計画の概要を説明した。『ギリシャとユーロ圏首脳の双方の発言のトーンから判断すると、両者は若干ではあるが合意の方向に近づき対立姿勢は弱まってきている』とウエルズファーゴ為替戦略責任者、ニック・べネンブローグ氏は分析した。」と書いた。NY時間でユーロは対ドルで1ユーロ=1.1481ドルへ1.2%上昇した。対円ではユーロは、1ユーロ=134.92~98円、ドルは、1ドル=117.61~63円で取引された。NY金はオンス1,259.70ドルへ2日連続で大幅値下がりした。

3日、NY原油が4営業日連続で値上がりした。ブルームバーグ電子版でMarkShenk記者は「英BPは設備投資を13%減額する意向を明らかにした。石油産業による投資縮小が原油減産につながるとの見方を背景に、ロンドン北海ブレントオイルは13日終わり値を20%上回る57.91ドルで取引を終えた。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)はバレル53.05ドルで取引を終了した。ただ、ヘッジファンドのアゲイン・キャピタル、パートナー、ジョン・キルダフ氏は『ロングを積む動きが活発化していることは確かだ。しかし、今まではすぐに燃え尽きた。今回も同様のことになりかねない。』と語った」と書いた。ロシアルーブルは3日、前日の1ドル=70ルーブルから1ドル=65ルーブルへ急反発した。

「3日の米株式市場は、北海ブレントが急反発したことを受けて、エクソンモービル、シェブロンが上昇、エネルギー株が相場をリードした。ガソリンの値下りや失業率低下で消費者の自信が高まったことから自動車販売台数が大きく伸び、GM、フォード株が反発、一方、ギリシャがユーロ圏諸国に債務減免を求める計画を撤回したことも相場を支え、NYダウは前日比305ドル高、17,666ドルで取引を終えた。」と3日付ブルームバーグでOliverRenick記者は書いた。4日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」{経済情報}出演のみずほ証券、日野景介氏は「原油関連銘柄の上げが相場をリードした。ユーロ反発も支援した。週末6日発表の米雇用統計を注目している。」と話した。原油反発が話題を独占した格好だ。(了)

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