舞妓さんスケッチ風景
江嵜企画代表・Ken
舞妓さんスケッチ会が2月1日、午後1時半から
京都四条河原町で開かれ久しぶりに参加した。今年から
偶数月の最初の日曜日に開催日が変更になり、以前
マンションの理事会などで行けなかった障害が解消された。
モデルの舞妓さんは当教室を主宰する日展作家、日本画家、
辰巳寛先生の推薦によりその都度変わる。この日は祇園の
まめ菊さん。まだ舞妓さんになられて一年もたたないと
辰巳先生の話にあった。
スケッチ教室はほぼ3年振りだった。この日は9名
女性7名、男性は筆者入れて2名だった。半分以上の
生徒さんは記憶違いでなければ初対面だった。
年齢構成はしかと確かめたことはない。女性生徒の
一人は三年前には母親が付き添っておられた。絵が得意で
大阪のさる私学の中学校に昨年春特待生でに入学されたと
聞いた。スケッチ画を見せてもらったが才能を感じた。
辰巳先生が生徒の希望を聞きながら最初に舞妓さんの
ポーズを決める。あれこれ意見が出て結局、立ち姿とする。
右手で扇子をつまみ左手を添える形で落ち着いた。
20分立って10分休憩する。これを4回繰り返す。
最後の10分は撮影の時間となる。思い思いのポーズで
辰巳先生が注文を付け、生徒がカメラに収める。
着物の裾模様、かんざし、襟元、帯締めなど限られた
時間ではとても描きとめられない。外に出さない。あく
まで自分自身の覚えとしての条件で自由に撮影できる。
一度まともな舞妓さんの絵を描いてみたいと思っている。
何をするのも同じだろうが、生半可な気持ちではとても
無理だろうと覚悟している。(了)