:IEA,エコノミスト語る(学校で教えてくれない経済学)
日本の2015年1月の鉱工業生産{速報値}は前年同月比4%上昇、2ケ月連続上昇を記録した。出荷指数は同5.8%上昇した。在庫指数は0.6%低下した。製造工業生産予測指数は2月、同0.2%上昇、3月は同3.2%低下と27日付けブルームバーグニュース電子版で淡路毅記者が書いた。一方、1月の全国消費者物価指数{生鮮食品を除くコアCPI} は2.2%上昇した。プラスは20ケ月連続。ただ、伸び率は6ケ月連続で鈍化した。原油価格の下落が前年比上昇を抑えた。BNPパリバ証券、河野龍太郎チーフエコノミストは『消費税を除くコアCPIは同1.5%上昇を記録後低迷していたが、原油価格の大幅下落を受けて低下ペースが速まってきている。』と述べたと27日付のブルームバーグで日高正裕記者が書いた。日銀は物価が思惑通りに上昇しないことにいら立っているかに見える。しかし、国民経済的に見れば、原油、重油、軽油、灯油、ガソリン、ナフサの値下がりが日本経済を大きく下支えしていることは紛れもない事実であろう。
一方、26日のNY外国為替市場で、米国の1月の消費者物価指数コア(食品エネルギー除く)(CPI)が前月比0.2%上昇したことを受けて、1ユーロ=1.1198ドルと2003年以来の高値に接近、つれて対円でもドルが上昇し、1ドル=119.41円で取引された。円は対ユーロで、1ユーロ=133.61円で取引された。ブルームバーグ相関加重指数ではドルは過去1年、16.3%上昇、一方、ユーロは7.1%下落、円は2.2%下げているとブルームバーグ電子版で伝えた。円が売られて円が安くなっているのではなく、ドルが買われて円が安くなっていることを示している。
26日のNY原油市場でWTI相場は米国内での在庫急増を材料に続落、1バレル=48.17ドルと前日比2.82ドル、5.5%安で取引を終了した。北海ブレント相場はバレル1.59ドル、下げ、バレル60.05ドルで取引を終了した。トラディション・エナジー、シニアアナリスト、ジョージマクギリアン氏は「世界的に原油が供給過剰であることには変わりはない。しかし、だぶつきはアメリカに偏っている。WTI相場と北海ブレント相場のスプレッド(値差)が広がったのはそのためだ」と語ったと27日付のブルームバーグでMorningZhou記者が書いた。一方、IEA(国際エネルギー機関)、チーフエコノミスト、ファティ・ビロル氏は『原油価格の下落が需要拡大と供給抑制につながり、市場は今後数ケ月でバランスを取り戻す見通しである。低価格の結果、需要に上向きの圧力がかかる。』と語ったとブルームバーグニュースでGrantSmith記者が書いた。26日、NYダウは目新しい材料なく前日比ほぼ横ばいの10ドル安、18,214ドルで取引を終えた。米債券が売られ、10年物国債利回りは2.031%へ反発した。NY原油は下げたが、NY金はオンス1,209.60ドルへ小幅反発した。
後藤健二氏などの殺害容疑のIS過激派の覆面男は英国籍モハメド・エムワジとワシントンポスト紙が最初に伝えた。27日朝放送の英BBCはエムワジ容疑者は1988年、クエ―ト生まれ、6歳で英国へ移住、ウエストミンスター大卒、コンピューター専攻と伝えた。(了)
日本の2015年1月の鉱工業生産{速報値}は前年同月比4%上昇、2ケ月連続上昇を記録した。出荷指数は同5.8%上昇した。在庫指数は0.6%低下した。製造工業生産予測指数は2月、同0.2%上昇、3月は同3.2%低下と27日付けブルームバーグニュース電子版で淡路毅記者が書いた。一方、1月の全国消費者物価指数{生鮮食品を除くコアCPI} は2.2%上昇した。プラスは20ケ月連続。ただ、伸び率は6ケ月連続で鈍化した。原油価格の下落が前年比上昇を抑えた。BNPパリバ証券、河野龍太郎チーフエコノミストは『消費税を除くコアCPIは同1.5%上昇を記録後低迷していたが、原油価格の大幅下落を受けて低下ペースが速まってきている。』と述べたと27日付のブルームバーグで日高正裕記者が書いた。日銀は物価が思惑通りに上昇しないことにいら立っているかに見える。しかし、国民経済的に見れば、原油、重油、軽油、灯油、ガソリン、ナフサの値下がりが日本経済を大きく下支えしていることは紛れもない事実であろう。
一方、26日のNY外国為替市場で、米国の1月の消費者物価指数コア(食品エネルギー除く)(CPI)が前月比0.2%上昇したことを受けて、1ユーロ=1.1198ドルと2003年以来の高値に接近、つれて対円でもドルが上昇し、1ドル=119.41円で取引された。円は対ユーロで、1ユーロ=133.61円で取引された。ブルームバーグ相関加重指数ではドルは過去1年、16.3%上昇、一方、ユーロは7.1%下落、円は2.2%下げているとブルームバーグ電子版で伝えた。円が売られて円が安くなっているのではなく、ドルが買われて円が安くなっていることを示している。
26日のNY原油市場でWTI相場は米国内での在庫急増を材料に続落、1バレル=48.17ドルと前日比2.82ドル、5.5%安で取引を終了した。北海ブレント相場はバレル1.59ドル、下げ、バレル60.05ドルで取引を終了した。トラディション・エナジー、シニアアナリスト、ジョージマクギリアン氏は「世界的に原油が供給過剰であることには変わりはない。しかし、だぶつきはアメリカに偏っている。WTI相場と北海ブレント相場のスプレッド(値差)が広がったのはそのためだ」と語ったと27日付のブルームバーグでMorningZhou記者が書いた。一方、IEA(国際エネルギー機関)、チーフエコノミスト、ファティ・ビロル氏は『原油価格の下落が需要拡大と供給抑制につながり、市場は今後数ケ月でバランスを取り戻す見通しである。低価格の結果、需要に上向きの圧力がかかる。』と語ったとブルームバーグニュースでGrantSmith記者が書いた。26日、NYダウは目新しい材料なく前日比ほぼ横ばいの10ドル安、18,214ドルで取引を終えた。米債券が売られ、10年物国債利回りは2.031%へ反発した。NY原油は下げたが、NY金はオンス1,209.60ドルへ小幅反発した。
後藤健二氏などの殺害容疑のIS過激派の覆面男は英国籍モハメド・エムワジとワシントンポスト紙が最初に伝えた。27日朝放送の英BBCはエムワジ容疑者は1988年、クエ―ト生まれ、6歳で英国へ移住、ウエストミンスター大卒、コンピューター専攻と伝えた。(了)