共産党は浮かぬ顔と11日付のWSJ紙(学校で教えてくれない経済学)
ドルが11日のNY外国為替市場で主要通貨バスケット相場に対して10年ぶりの高値に上昇した。ギリシャと欧州債権国との対立とウクライナ和平協議の行き詰まりからリスクの高い新興市場資産が売られた。ドルは1ドル=120.40円、ユーロは対円で1ユーロ=136.40円で取引されたとブルームバーグ電子版でRachelEvans記者が書いた。一方、11日のNY原油先物(WTI)相場は先週の米国石油在庫が4億1,790万バレルと週間データ集計が始まった1982年8月以来最高水準に増加、1バレル=48.84ドルへ値下がりした。ヘッジファンド、アゲイン・キャピタル、パートナー、ジョン・キルダフ氏は『供給が潤沢にあることを意識させられる統計だった。世界的に原油供給は拡大している。EIA(米エネルギー情報局)によると米原油在庫は80年ぶりの高水準に積み上がっている。先行き全く安心できない。』と語ったと11日付ブルームバーグでMarkShenk記者が書いた。
11日の米株式市場で、アップル株が上場来の高値を更新、ナスダック総合指数が上昇した。NYダウは前日比6ドル高、ほぼ横ばいの17,862ドルで取引された。原油相場の値下がりでエネルギー株価指数が下げた。『ギリシャ情勢と米企業業績と綱引きで、お互い打ち消し合っている』とフェニモア・アセット・マネジメント、ジョン・フォックス氏は話した。」とブルームバーグ、JosephCiolli記者が書いた。NHK/BS「キャッチ!世界の情報」(経済情報)出演の米国みずほ証券、村上実奈子氏は『米長期債が売られ、10年物米国債利回りが2.021%へ上昇、ドルが上げ、対円で1ドル=120円台をつけた。ギリシャやウクライナ情勢不透明でドルが買われやすい。原油の供給過剰の長期化が懸念されている。』と話していた。NY金も下げ、オンス1,219.00ドルだった。
NHK/BS「ワールドニュース」を見ることから一日がはじまる。ドイツZDF,フランスF2、ロシアRTRは12日朝もウクライナ和平交渉をめぐる緊張した様子を伝えていた。ここ数日は英BBCも割って入って報道するようになった。ベラルーシ、ミンスクで開かれた独仏ロシアウクライナ4首脳がテーブルに着くまでの様子を写していたが、ロシア、プーチン大統領はウクライナ、ポロシェンコ大統領と目も合わさない。会場に入る時は、ポロシェンコ氏はオランド氏と言葉を交わしながら歩く。プーチン氏はメルケル氏と話しながら歩く。
英BBCはウクライナ政府軍と新ロシア派は4者首脳会談と並行して進められているが、双方が自分の領土をいかに守り、仮に和平交渉がまとまっても自分有利に進めようとする姿勢を全く崩していない。今回が最後の機会となるが、交渉が決裂すれば、アメリカは再びウクライナに武器を送ると意思表示している。ポロシェンコ大統領は仮に決裂なら戒厳令を発動して総攻撃をかけると発言した。全く先が見えなくなったと解説していた。
一方中国CCTVは習近平国家主席はオバマ米大統領と11日電話会談を行い、習主席の9月米国訪問が決まったと伝えた。話は飛ぶ。中国関連で11日付WSJ紙が『中国の消費者が日本製の便座に殺到している。日中関係も温める?共産党は浮かぬ顔』と伝えていた。(了)
ドルが11日のNY外国為替市場で主要通貨バスケット相場に対して10年ぶりの高値に上昇した。ギリシャと欧州債権国との対立とウクライナ和平協議の行き詰まりからリスクの高い新興市場資産が売られた。ドルは1ドル=120.40円、ユーロは対円で1ユーロ=136.40円で取引されたとブルームバーグ電子版でRachelEvans記者が書いた。一方、11日のNY原油先物(WTI)相場は先週の米国石油在庫が4億1,790万バレルと週間データ集計が始まった1982年8月以来最高水準に増加、1バレル=48.84ドルへ値下がりした。ヘッジファンド、アゲイン・キャピタル、パートナー、ジョン・キルダフ氏は『供給が潤沢にあることを意識させられる統計だった。世界的に原油供給は拡大している。EIA(米エネルギー情報局)によると米原油在庫は80年ぶりの高水準に積み上がっている。先行き全く安心できない。』と語ったと11日付ブルームバーグでMarkShenk記者が書いた。
11日の米株式市場で、アップル株が上場来の高値を更新、ナスダック総合指数が上昇した。NYダウは前日比6ドル高、ほぼ横ばいの17,862ドルで取引された。原油相場の値下がりでエネルギー株価指数が下げた。『ギリシャ情勢と米企業業績と綱引きで、お互い打ち消し合っている』とフェニモア・アセット・マネジメント、ジョン・フォックス氏は話した。」とブルームバーグ、JosephCiolli記者が書いた。NHK/BS「キャッチ!世界の情報」(経済情報)出演の米国みずほ証券、村上実奈子氏は『米長期債が売られ、10年物米国債利回りが2.021%へ上昇、ドルが上げ、対円で1ドル=120円台をつけた。ギリシャやウクライナ情勢不透明でドルが買われやすい。原油の供給過剰の長期化が懸念されている。』と話していた。NY金も下げ、オンス1,219.00ドルだった。
NHK/BS「ワールドニュース」を見ることから一日がはじまる。ドイツZDF,フランスF2、ロシアRTRは12日朝もウクライナ和平交渉をめぐる緊張した様子を伝えていた。ここ数日は英BBCも割って入って報道するようになった。ベラルーシ、ミンスクで開かれた独仏ロシアウクライナ4首脳がテーブルに着くまでの様子を写していたが、ロシア、プーチン大統領はウクライナ、ポロシェンコ大統領と目も合わさない。会場に入る時は、ポロシェンコ氏はオランド氏と言葉を交わしながら歩く。プーチン氏はメルケル氏と話しながら歩く。
英BBCはウクライナ政府軍と新ロシア派は4者首脳会談と並行して進められているが、双方が自分の領土をいかに守り、仮に和平交渉がまとまっても自分有利に進めようとする姿勢を全く崩していない。今回が最後の機会となるが、交渉が決裂すれば、アメリカは再びウクライナに武器を送ると意思表示している。ポロシェンコ大統領は仮に決裂なら戒厳令を発動して総攻撃をかけると発言した。全く先が見えなくなったと解説していた。
一方中国CCTVは習近平国家主席はオバマ米大統領と11日電話会談を行い、習主席の9月米国訪問が決まったと伝えた。話は飛ぶ。中国関連で11日付WSJ紙が『中国の消費者が日本製の便座に殺到している。日中関係も温める?共産党は浮かぬ顔』と伝えていた。(了)