原油WTIバレル５０ドル台回復(学校で教えてくれない経済学）
「ウクライナ停戦合意、親ロシア分離独立派地域の自治拡大へ」の見出しで12日付けWSJ紙電子版でAndreyOstroukh記者は「独仏ロシアウクライナ4ケ国首脳会談は12日午前、停戦に合意した。首脳会談は11日から夜を徹して行われていた。合意により10ケ月にわたった戦闘に終止符を打つことを目指す。」と書いた。13日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアRTRは、プーチン大統領の「ようやく朝を迎えることが出来ました。建前はさておき、これからはウクライナとドネツク、グガンスクとの直接の接触が必要でしょう。まず、2月15日午前0時から停戦となります。次に大型兵器を撤収します。ドネツクとグガンスクに特別の地位を与えます。戦闘当事者に一刻も早い戦闘停止を呼びかけます」と語る様子を画面に映していた。ロシアRTRは「幾多の問題が残ります。年金支給時期も武器撤収期限も決まっていない。ウクライナが果たして地方に独立の権限を与えられるかどうかだ。」と今回の合意が幾多の問題点を残していると指摘していた。
13日朝放送の英BBCは「英国時間14日夜からウクライナでの停戦が決まった。プーチン大統領は『最高の喜びではなかった』と合意後の記者会見で語った。ウクライナで新たな血が流されるのかどうかはまだ不確かだ。」とベラルーシ、ミンスクからの放送を結んでいた。フランスF2はニューストツプに「フランスはエジプトに戦闘機ラサール24機、フリゲート艦１隻含め50億ユーロの商談が成立しました。」と伝えた後短くウクライナでの停戦合意が成立したと紹介した。ドイツZDFは「メルケル首相はEU会議に予定より3時間遅れて到着した。先ほどまで会っていたフランスのオランド大統領と長い間会っていなかった者同士のように心のこもった抱擁を交わした。」と紹介の後「メルケル首相は『圧力をかけ続け、油断なく警戒する必要がある』と語った。IMFはウクライナに125億ユーロの資金を供与する。リトワニア大統領は『国境で自由に出入り出来る状態が今後も続く限り問題は解決しない』と語った」と放送を結んでいた。幾多の問題を残したままの停戦合意のようだ。
一方、12日のNY市場は、シスコシステム、オンライン旅行会社エックスぺディアの株価急伸、ウクライナ情勢に対する楽観の高まりでNYダウは110ドル高、17,972ドルで取引を終えた。『米経済をめぐって楽観が広がっている。加えて世界の問題の一部にもやや気楽な見方が広まっている』とパイオニア・インベストメント・マネジメント、ジョン・キャリー氏は語った。」とブルームバーグ、JosephCiolli記者は書いた。NY外国為替市場でユーロが対ドルで買われた結果、ドルは対円で下げ、1ドル＝119.07～10円、1ユーロ＝135.71~89円で取引された。NY原油（WTI）がバレル51.21ドルへ回復した。NY金はオンス１,220.10ドルと前日比ほぼ横ばいだった。NHK/BS「キャッチ!世界の情報」出演したWSJ紙香港、小野由美子氏は2月9日付けWSJ紙記事で「１年前WTIはバレル100ドルだった。いま半額。シエールオイル各社が掘削設備投資削減含め事業見直しを一斉に始めた。シエールガストップのエナジーXX2社の株価は一年前の24ドルから現在4ドル。」と紹介した。日本では原油安の影響が遅れて出てくる。原油相場から目を離すことは出来ない。(了)
「ウクライナ停戦合意、親ロシア分離独立派地域の自治拡大へ」の見出しで12日付けWSJ紙電子版でAndreyOstroukh記者は「独仏ロシアウクライナ4ケ国首脳会談は12日午前、停戦に合意した。首脳会談は11日から夜を徹して行われていた。合意により10ケ月にわたった戦闘に終止符を打つことを目指す。」と書いた。13日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアRTRは、プーチン大統領の「ようやく朝を迎えることが出来ました。建前はさておき、これからはウクライナとドネツク、グガンスクとの直接の接触が必要でしょう。まず、2月15日午前0時から停戦となります。次に大型兵器を撤収します。ドネツクとグガンスクに特別の地位を与えます。戦闘当事者に一刻も早い戦闘停止を呼びかけます」と語る様子を画面に映していた。ロシアRTRは「幾多の問題が残ります。年金支給時期も武器撤収期限も決まっていない。ウクライナが果たして地方に独立の権限を与えられるかどうかだ。」と今回の合意が幾多の問題点を残していると指摘していた。
13日朝放送の英BBCは「英国時間14日夜からウクライナでの停戦が決まった。プーチン大統領は『最高の喜びではなかった』と合意後の記者会見で語った。ウクライナで新たな血が流されるのかどうかはまだ不確かだ。」とベラルーシ、ミンスクからの放送を結んでいた。フランスF2はニューストツプに「フランスはエジプトに戦闘機ラサール24機、フリゲート艦１隻含め50億ユーロの商談が成立しました。」と伝えた後短くウクライナでの停戦合意が成立したと紹介した。ドイツZDFは「メルケル首相はEU会議に予定より3時間遅れて到着した。先ほどまで会っていたフランスのオランド大統領と長い間会っていなかった者同士のように心のこもった抱擁を交わした。」と紹介の後「メルケル首相は『圧力をかけ続け、油断なく警戒する必要がある』と語った。IMFはウクライナに125億ユーロの資金を供与する。リトワニア大統領は『国境で自由に出入り出来る状態が今後も続く限り問題は解決しない』と語った」と放送を結んでいた。幾多の問題を残したままの停戦合意のようだ。
一方、12日のNY市場は、シスコシステム、オンライン旅行会社エックスぺディアの株価急伸、ウクライナ情勢に対する楽観の高まりでNYダウは110ドル高、17,972ドルで取引を終えた。『米経済をめぐって楽観が広がっている。加えて世界の問題の一部にもやや気楽な見方が広まっている』とパイオニア・インベストメント・マネジメント、ジョン・キャリー氏は語った。」とブルームバーグ、JosephCiolli記者は書いた。NY外国為替市場でユーロが対ドルで買われた結果、ドルは対円で下げ、1ドル＝119.07～10円、1ユーロ＝135.71~89円で取引された。NY原油（WTI）がバレル51.21ドルへ回復した。NY金はオンス１,220.10ドルと前日比ほぼ横ばいだった。NHK/BS「キャッチ!世界の情報」出演したWSJ紙香港、小野由美子氏は2月9日付けWSJ紙記事で「１年前WTIはバレル100ドルだった。いま半額。シエールオイル各社が掘削設備投資削減含め事業見直しを一斉に始めた。シエールガストップのエナジーXX2社の株価は一年前の24ドルから現在4ドル。」と紹介した。日本では原油安の影響が遅れて出てくる。原油相場から目を離すことは出来ない。(了)
