ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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1月米雇用(非農業部門雇用、26万増、賃金も上昇で債券安(利回り上昇)、ドル高進みNYダウ60ドル安

2015-02-07 09:31:37 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


チップの相場がNYで最近25~30%へ上がってきていると7日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」で土曜日特別出演のマイケル・マカテイアさんがレポートしていた。「時給5ドル15セントしかもらってないから、チップをたくさんもらわないと生きていけないよ。」と真顔で語るあるウエィターの声を紹介していた。マカテイアさんが通りがかりの数人にマイクを向けた中では、15%を下限に20%程度は止むを得ないかなあといった答えが多かった。チップが高くなる傾向を受けいれる空気が強かった。話は変わるが、6日、アメリカの1月の雇用統計が発表され、非農業部門雇用者が予測の22万増を大きく上回る26万増加したことから金融市場で様々な反応が出た。今回、雇用も増えたが、賃金が前年同月比0.5%増えたことで、米FRB(連邦準備制度理事会)が6月にも利上げに踏み切るのではないかとの思惑から債券が売られ、10年物米国債の利回りが1.958%へ一気に上昇した。

米国債の利回り上昇でNY外為市場ではドルが買われ、1ドル=118.96~119.00円で取引された。つれて対ユーロでも円が売られ、1ユーロ=134.70~75円で取引された。一方、利上げに敏感な株式市場では、利益確定の動きから売られ、NYダウは前日比60ドル安、17,824ドルで取引を終えた。ミラー・タバク、株式ストラテジスト、マット・メイリー氏は「相場はまだ最高の水準にある。ギリシャ、ウクライナ、原油価格、利上げ時期など答えが出ていない大きな問題を抱えている。今の水準では買いが手控えられるのではないか。」と話していると6日付けブルームバーグ電子版でJosephCiolli記者が書いた。6日NY原油(WTI)はバレル51.19ドルへ上げた。NY金はオンス1,233.90ドルへ下げた。

7日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では英BBC,ドイツZDF,フランスF2,ロシアRTR、スペインTVEが揃って独仏首脳がモスクワへ飛び、プーチン大統領と会談したとトップで取り上げた。いずれの放送局も「ウクライナ情勢が緊迫している。ウクライナ問題解決のための最後の機会になる可能性がある」としながらも「あまりにもウクライナとロシアの意見がかけ離れている。成果が上がるかどうかについては悲観的だ」という点で一致していた。スペインTVEは「アメリカがウクライナへ武器売却を続けるかどうかにかかっている」と総括した。ロシアRTRは「3首脳のみの会談となった。ウクライナ問題解決の最後の試みになるかもしれない。3人は別部屋の通訳を介して母国語で話した。協議の内容は誰にもわからない。」と紹介した。英BBCは「どのような和平提案が話し合われるかわからない。おそらく停戦ラインをどこに決めるかだろう。プーチン大統領は一貫してウクライナ東部での戦闘にロシアは一切関与していないとの立場を変えていない。」と解説していた。

7日朝放送のカタール、アルジャジーラはヨルダンの空爆によりアメリカ人人質の女性が死亡したとイスラム過激派が発表したと伝えた。英BBCはイスラム過激派兵士の外国人が2万人を超えた。外国人過激派が本国に帰国してテロ活動することを警戒している。6日偽り帰国した英国人の一人が空港で逮捕されたと伝えた。テロ相手の消耗戦が止まない。(了)

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