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NY原油WTIバレル52ドル台回復、NYダウ18,000ドル突破、一方停戦合意よそにウクライナ東部戦闘激化

2015-02-14 10:59:04 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


米国での掘削減少で原油生産が縮小し、世界的な供給過剰が緩和されるとの見通しから買いが入り、NY原油WTI相場は続伸、バレル52.78ドルで取引を終えた。ロンドン北海ブレント原油は昨年12月23日以来の高値のバレル61.52ドルと60ドルを超えてきたと13日付けブルームバーグ電子版でMarkShenk記者が書いた。一方、NY外国為替市場では債券が売られ利回りが2.019%へ上昇したが、ユーロがユーロ圏GDPの増加、ギリシャと債権者側と何らかの合意に達するとの思惑からユーロが対ドルで買われ、つれて円が対ドルで買われ、1ドル=118.72~79円、1ユーロ=135.18~23円で取引された。13日付けWSJ紙電子版ではJamesRamage記者らは連名で「過去2年間もてはやされてきた円売りがこのところ裏目に出ている。これまでの成功体験にすがりつく投資家は損失を被った。投資家の心理の移り変わりは早い。投資家の間で持ち高を解消する動きが出てきた。」と書いた。

13日、NY株式市場でS&P500種平均株価が終値ベースで2096ポイントと過去最高値を更新した。NYダウは前日比46ドル高、18,019ドルで取引を終えた。「オークブルック・インベストメンツ、ピータージャンコプスキCEOは『株価最高値にあることは原油が底値であることと考えていることを示唆している。』と話した。ユーロ圏経済では、昨年10~12月期GDPが前期比0.4%増、ドイツのそれが0.7%増とドイツが成長のけん引役を担い、ギリシャ、イタリアの弱さを補った。一方、2月の米消費者マインドは前月から低下した。ガソリンの値段が6年ぶりの安値から上昇に転じたことが影響した。エネルギー株、中でも製油会社バレロ・エナジーが上げた。」とMicheleF.Daivis記者が書いた。

14日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアRTRは「停戦合意では地方の自治拡大が明記されていない。ウクライナ議会では、ポロシェンコ、ウクライナ大統領弾劾動議が提出された。ウクライナへロシアが入った事実は見受けられないと監視団OSCEトップは語った。ウクライナ東部での戦闘は最大規模に拡大している。」と伝えた。ドイツZDFは停戦合意の15日を前に、静けさの前の嵐のように激しい戦闘が続いた。ウクライナと親ロシア派双方が既成事実を造っておこうとしている。数週間前からウクライナ兵8,000人が親ロシア派に包囲されている。13日朝も一般市民含め8人が死亡した。双方に停戦合意を守る意思は全くみられない。」と現地レポートしていた。

英BBCはウクライナ情勢の報道はゼロ。イギリスで若者の飲酒が大幅に減少する一方、40~60代の飲酒が増えた。今の若者がアルコールに関心が薄れた背景には、酒を飲まなくともコンピューターゲームやスマホで楽しむ傾向が強まったことが挙げられる。ただ、移民が多い地区では、アルコール依存者が増えている。」と伝えた。フランスF2もウクライナ関連のニュースはゼロ。エジプトとラファール(LaFale)戦闘機等で52億ユーロ成約したが、エジプトは24億5,000万ユーロを現金で払う。残りはフランス政府の肩代わりなど借り入れで賄う。」などと解説していた。いずこも同じ。自国の生活で目いっぱいのようだ。(了)

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