ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

パルミラ古代遺跡破壊の危機迫る、ISが地域を完全制圧で、5月22日朝放送のフランスF2

2015-05-22 09:57:28 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ミツバチの冬季の死亡率を現状の23%から15%に減らすようオバマ大統領が呼びかけたと5月19日付のWSJ紙が伝えたと22日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」出演のWSJ紙日本版編集長、西山誠慈氏が紹介していた。氏によればミツバチの死因は農薬、特にネオ二コチゾイドが挙げられる。ミツバチの死亡率を減らす目的は年間10兆8,000億ドルに上るアメリカの農作物がミツバチ減少により受粉の機会を損なうからだと解説していた。2つ目に上げた記事は、13日付のWSJ紙記事はフエースブックにNYタイムズなどの掲載記事をほぼリアルタイムで閲覧できるサービスを始めた。世界のニュースをフエースブックで安価に読める時代が現実になって来た。一方、NYタイムズは、少しでも多くの読者の目に記事が触れれば、プラスに働くと話していると伝えていた。

22日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランスF2はイスラム過激派組織ISがシリアとイラクの砂漠にまたがる位置にあるパルミラ(Palmyre)をほぼ完全に制圧した。屈指の世界遺産パルミラ遺跡が姿を消す可能性が出てきた。これはギリシャのパルテノン神殿破壊にも似た深刻重大な事態だ。パルミラは米英仏含めた有志連合の戦略拠点である。軍事的敗北も意味する。ISはイラクシリアの50%を制圧した。なぜパルミラが簡単に制圧されたのか。イラク反政府軍5万、欧米有志連合部隊5万、クルド人部隊30万、イラク政府軍25万に対して、ISはわずか3万から4万だ。第一の理由はお互いに全く連携が取れていない。第二にISを倒すとシリア、アサド政権を利することになるからだ。オバマ米大統領はパルミラ制圧の報を受けた後「ISとの戦いはこの先数年続く」との談話を発表した。フランスF2のキャスターはなぜ古代遺跡が破壊されるのかについて「神から人を遠ざける物は破壊する。今一つISの価値観の根底に西欧人に対する復讐がある」と分析していた。

その他の22日朝放送の「ワールドニュース」では英BBCが単独政権を確保したカメロン保守党が最大の公約だった移民問題解決に乗り出した。英BBCは今、英国では3人に1人は外国で生まれた人である。彼らが年金を受け、職場を奪っているという認識が強い。カメロン政権誕生時、移民の数を年間10万以下にすると約束した。ところが当時21万だった移民の数は昨年32万人へ50%増加した。カメロン首相は来週から始まるEU委員会との難しい仕事が始まると解説した。一方、豪ABCはミヤンマーからの難民受け入れに豪州政府は断固拒否だ。悪徳業者に味方することは出来ないとアボット首相は発言したと伝えた。

21日NYダウは冴えない米経済データを受けて前日比ほぼ横ばいの0.34ドル高、18,285ドルで取引を終えた。債券が買われ、10年物米国債利回りは2.195%へ低下した。NY外為市場ではドルが売られ、1ドル=121.06~10円、1ユーロ=134.48~54ドルで取引された。NY原油(WTI)は在庫減を材料に反発、バレル60.72ドルで取引を終えた。NY金はオンス小幅安,1,204.40ドルだった。大和証券キャピタルマーケッツアメリカ、大宮弘幸氏は「原油相場が反発すれば生産が増える。その結果、価格の頭は抑えられる。」と話していた。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする